2024年度 分子創成要論第一   Elements of Innovative Molecular Chemistry I

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開講元
応用化学コース
担当教員名
石曽根 隆  大塚 英幸  佐藤 浩太郎  田中 克典  田中 健  中島 裕美子  伊藤 繁和  小西 玄一  斎藤 礼子  澤田 知久 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8(G2-201(G223))  
クラス
-
科目コード
CAP.T411
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2024年3月25日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

有機分子や高分子の自在な合成・反応・機能を追求する分子創成化学に関連する最先端研究に触れる機会を提供する。また、同分野を俯瞰する観点と知識を与えることも目的とする。

到達目標

1)有機分子や高分子の合成・反応・機能に関する基礎的な事項を理解し、説明できる。
2)最先端の分子創成化学のトピックを、基礎知識に基づいて理解し、説明できる。

キーワード

有機合成化学、有機金属化学、有機ヘテロ元素化学、生体内合成化学、有機ケイ素材料、力学応答性高分子、精密重合、鋳型重合

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

対面で実施。毎回、その日の講義内容に関する小課題に取り組む。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 力学機能性をもつ動的共有結合ポリマーの創成 力学機能性をもつ動的共有結合ポリマーの概略を説明できる。
第2回 生きている動物内で生物活性分子を創る 生体内での生物活性分子の合成について概略を説明できる。
第3回 有機ケイ素材料の精密合成と応用 有機ケイ素材料について合成や応用の概略を説明できる。
第4回 有機合成を指向した有機金属化学 有機金属化学に基づく有機合成について概略を説明できる。
第5回 精密重合系の探索と低環境負荷型ポリマー開発への展開 精密重合系および低環境負荷型ポリマーの概略を説明できる。
第6回 鋳型重合による高分子構造制御 鋳型重合による高分子構造制御について概略を説明できる。
第7回 有機合成化学と素粒子科学のコラボレーション 有機合成化学と素粒子科学の融合について概略を説明できる。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

必要に応じて講義中に配布する(またはT2SCHOLAへアップロードする)。

成績評価の基準及び方法

毎回の講義中に実施する課題により、先端研究の理解度に応じて総合的に評価する。

関連する科目

  • CAP.T412 : 分子創成要論第二
  • CAP.T431 : 有機金属触媒化学特論第一
  • CAP.A423 : 有機合成化学特論第一
  • CAP.A425 : 生体機能化学特論第一
  • CAP.P511 : 高分子反応特論
  • ENR.H450 : 環境高分子化学
  • ENR.H503 : エネルギー高分子設計特論
  • CAP.A426 : 生体機能化学特論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

学部レベルの化学に関する知識を有していることが必要である。さらに深く学ぶために関連する各科目を履修することを期待する。なお、本講義は学部生による大学院科目の先取り履修には対応していない。

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