2016年度 高分子化学概論第二 A   Introduction to Polymer Chemistry II

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開講元
応用化学コース
担当教員名
芹澤 武 
授業形態
講義
メディア利用
 
曜日・時限(講義室)
木5-6(S423)  
クラス
A
科目コード
CAP.T403
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

高分子科学および工学の世界で,それらの基盤となる高分子の合成方法を知ることは必須である。すなわち,同じ二重結合をもつモノマーであっても,それらの化学構造の違いによって,重合のしやすさや用いる開始剤の種類は異なる。また,用いるモノマーと開始剤の組み合わせによって,重合反応の条件や機構,得られる高分子の特徴は異なる。連鎖重合は,さまざまなビニル高分子の合成に適用できる普遍的な考え方である。本講義は,ラジカル重合,ラジカル共重合,カチオン重合,アニオン重合などについて学修することを目的とする。本コース以外の学生には,高分子化学に関連する諸分野の最先端研究に触れる機会を提供することを目的とする。
連鎖重合はビニルモノマーからビニル高分子を合成する必要不可欠な方法論であり,日常生活で利用されている多くの汎用性ポリマーは連鎖重合により製造されています。本講義は,高分子科学あるいは工学をバックグラウンドにもたない学生を対象として,連絡重合による高分子合成について,基礎的な内容を解説します。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1) ラジカル,カチオン,アニオン,金属化合物を開始剤とするビニルモノマーの連鎖重合について説明できる。
2) 分子量や分子量分布が制御された高分子の合成方法や,高分子鎖末端の官能基導入の方法について説明できる。

キーワード

連鎖重合,ラジカル重合,ラジカル共重合,カチオン重合,アニオン重合,リビング重合,配位重合,開環重合

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回,異なるトピックについて解説し,10分ほどの討論あるいは演習の時間をとり,その他は講義の予定。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 連鎖重合とは 連鎖重合の概要が説明できるようになる。
第2回 ラジカル重合 ラジカル重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第3回 ラジカル共重合 ラジカル共重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第4回 カチオン重合 カチオン重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第5回 アニオン重合 アニオン重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第6回 リビング重合 リビング重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第7回 配位重合と開環重合 配位重合と開環重合に用いるモノマーと開始剤,それらの重合機構について説明できるようになる。
第8回 試験とその解説 試験とその解説を通じて,全体を理解する。

教科書

高分子学会編 『基礎高分子科学』 東京化学同人

参考書、講義資料等

講義資料を随時配布

成績評価の基準及び方法

期末試験(50%),レポート(50%)で成績を評価する。

関連する科目

  • GRC.B104 : 高分子科学基礎
  • CAP.P201 : 高分子科学
  • CAP.P211 : 高分子化学第一(逐次重合)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

本講義は、大岡山およびすずかけ台キャンパスで同時開講される。

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