2024年度 分離工学2(固相系)   Separation Engineering II (Solid phase system)

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開講元
応用化学系
担当教員名
吉川 史郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
CAP.G306
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 主に物質の移動速度の差を利用した固体と流体(気体,液体)の混合物を分離する操作について学ぶ.具体的には沈降分離,遠心分離,濾過,膜分離操作,調湿,乾燥,吸着操作を対象とする.また混合操作である撹拌操作の基礎についても講義する.

到達目標

本講義を受講することにより化学プラントで利用される固液分離,調湿,乾燥,吸着操作の原理,操作・設計法を習得することを到達目標とする.

キーワード

機械的分離,撹拌操作,調湿,乾燥,吸着

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義の内容を要約したスライドのコピーを事前にT2SCHOLAにより配布した上でスライドに沿って講義を進める.毎回授業後半に授業内容に沿った演習を課す.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 流体中の粒子の運動 静止流体中の粒子及び粒子群の運動に関する演習
第2回 固体粒子の分級:沈降分離,遠心分離 固体粒子の分離に関する演習
第3回 撹拌操作 撹拌に関する演習
第4回 濾過操作,膜分離操作 濾過操作,膜分離に関する演習
第5回 調湿 調湿に関する演習
第6回 乾燥 乾燥に関する演習
第7回 吸着 吸着に関する演習

授業時間外学修(予習・復習等)

事前に授業で使用するスライドファイルをT2SCHOLAにより配信するので,授業前に内容を予習しておくこと.

教科書

T2SCHOLAにより必要な資料を配布する.

参考書、講義資料等

小川浩平編集「流体移動解析」朝倉書店(2011)
吉川史郎著「ベーシック移動現象論」化学同人(2015)
R.B.Bird, W.E.Stewart, E.N.Lightfoot: "Transport Phenomena" Revised 2nd Edition, Wiley(2006)
C.J.Geankoplis: Transport Process and Separation Process Principles (INCLUDES UNIT OPERATIONS), Prentice Hall (2008)

成績評価の基準及び方法

到達度を演習と試験で評価する。

関連する科目

  • CAP.G205 : 化学工学4(移動現象基礎)
  • CAP.G302 : 移動現象工学(流動・伝熱)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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