2023年度 機器分析B(有機分子スペクトル解析特論)   Instrumental Analysis (Advanced Organic Molecular Spectrum Analysis)

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開講元
応用化学系
担当教員名
吉沢 道人  庄子 良晃 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金1-2(M-B07(H101))  
クラス
-
科目コード
CAP.O303
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2023年9月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、有機化合物の機器分析に用いる機器の原理、装置、測定法を紹介するとともに、スペクトル解析の演習を行う。有機物質を扱う研究を行う上で必要な、物質の構造解析やキャラクタリゼーションに関する知識を習得することを目的とする。

到達目標

本講義を履修することで次の能力を修得する。
1) 講義計画にある機器分析法の原理、装置、測定法を説明できる。
2) スペクトル解析に基づいて、有機物質の構造を決定する方法を説明できる。 3) スペクトル解析に基づいて、有機物質の振る舞いを解釈する方法を説明できる。

キーワード

赤外分光法、紫外可視分光法、質量分析法、核磁気共鳴分光法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、(1)赤外分光法、(2)紫外可視分光法、(3)質量分析法、(4)核磁気共鳴分光法の順番で進める。最終回に理解度確認のため
の演習と解説を実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 赤外分光法(1) 有機分子の赤外分光分析について説明できる。
第2回 赤外分光法(2) 有機分子の赤外分光分析について説明できる。
第3回 紫外可視分光法 有機分子の紫外可視分光分析について説明できる。
第4回 質量分析法 有機分子の質量分析について説明できる。
第5回 核磁気共鳴分光法(1) 有機分子の核磁気共鳴分光分析について説明できる。
第6回 核磁気共鳴分光法(2) 有機分子の核磁気共鳴分光分析について説明できる。
第7回 理解度確認のための演習と解説 第1~6回の講義内容を正確に理解し、演習問題に解 答できる。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

マクマリー有機化学(東京化学同人)第9版

参考書、講義資料等

資料は必要に応じて随時配布

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための演習(70%)、授業参加度(30%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出)

関連する科目

  • CAP.B211 : 有機化学第一(アルカン)(応用化学)
  • CAP.B212 : 有機化学第二(アルケン)
  • CAP.O203 : 有機化学第3(ベンゼン・C-O)
  • CAP.O204 : 有機化学第4(C=O・C≡N)
  • CAP.B315 : 有機化学第五(カルボニル化合物)
  • CAP.B316 : 有機化学第六(アミン)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

2021年度以前に入学した学生(学籍番号が21B以前)が履修可能

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