本科目は、「社会人博士早期修了特別制度」に入学した社会人学生が、博士論文の主要な研究成果に関連する学問領域の発展の歴史・経緯・課題を、主に既発表論文や教科書のレビューによって整理し、レポートとしてとりまとめ、当該学問領域の体系的理解を図ることを目的とする。履修条件として、「社会人博士早期修了特別制度」に入学していることを前提とする。材料コース社会人博士早期修了特別専門課題2の1~4クラス(4科目)は、履修時期(それぞれ1Q~4Q)が異なるだけであり、重複履修は認められない。専門科目群の修了要件単位に加えることができる。なお、この科目と対を為す、材料コース社会人博士早期修了特別専門課題1 1~4の3単位を取得しておくことが推奨されるが、履修の前提条件とはしない。
・自己の博士論文の主要研究成果の学問的・社会的価値を、新規性・独創性を含めて簡潔にまとめことができる。
・上記の博士論文研究論文の中核を為す自己の研究成果を、関連する当該学問領域の発展の歴史・経緯・課題などの俯瞰的体系(図)の中に的確に位置づけることができる。その際、関連学問体系の知見として、材料コース社会人博士早期修了特別専門課題1 1~4の成果を利用することが推奨される。
・上記の成果を、レポートとして論理的・体系的に活字としてとりまとめることができる。
・上記の成果を、当該学問領域に関わるものだけに理解可能な閉じた形ではなく、一般的に理解容易な表現形式でプレゼンテーションすることができる。
社会人博士早期修了特別制度 研究成果の位置づけ・価値づけ
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
「社会人博士早期修了特別制度」に入学した社会人学生は、入学時の主要研究素材を基に、研究をさらに進展させた段階で、主要研究成果がすでに博士論文として十分な新規性・独創性を持っているか、関連する学問体系における位置づけを踏まえて、指導教員と具体的に打ち合わせ、合意を得る。その際、関連学問体系の知見として、材料コース社会人博士早期修了特別専門課題1 1~4の成果を利用することが推奨される。学生は、自身の博士論文研究の主要成果について、既発表論文あるいは新規執筆論文などを適宜利用・併用しながら、具体的内容を簡潔にまとめたうえで、その学問的価値・社会的価値をレポートとしてとりまとめ、当該学問領域の俯瞰的体系(図)における自身の研究の位置づけ、貢献を明確化する。レポート作成の中途段階で、適宜、指導教員の助言を受け、レポートの修正を図る。履修学生は完成したレポートを、指導教員を経由してコースに提出する。単位認定(履修申告、成績評価)方法については、指導教員の指示に従うこと。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | なし | なし |
第2回 | なし | なし |
第3回 | なし | なし |
第4回 | なし | なし |
第5回 | なし | なし |
第6回 | なし | なし |
第7回 | なし | なし |
第8回 | なし | なし |
第9回 | なし | なし |
第10回 | なし | なし |
第11回 | なし | なし |
第12回 | なし | なし |
第13回 | なし | なし |
第14回 | なし | なし |
第15回 | なし | なし |
なし
なし
コースは、学生が提出したレポートまたは、レポートおよび発表内容に基づき、当該学生の博士論文研究から俯瞰される関連学問領域の体系的理解が十分に図られているかを審査する。具体的には、レポートが博士論文の序論相当として十分に価値あるものとなっているかを基準として単位認定する。なお、本科目は、点数評価はせず、合格/不合格の判定とする。
・「社会人博士早期修了特別制度」に入学していること
・本科目を履修しようとする学生は、原則として、当該コース認定が行われ、単位の付与が可能となった後に履修申告をすること。
なし