2016年度 有機材料成形加工A   Processing of Organic Materials A

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開講元
材料系
担当教員名
森川 淳子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(S8-102)  
クラス
-
科目コード
MAT.P324
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

熱力学、力学の基礎的な学習を中心に、有機材料の粘弾性的性質の基礎を学ぶとともに、実際の成形法との関連性を論じることにより、材料学でいままでに学んできたこと踏まえ、高分子材料物性の総合的な理解を得ることを目的とする。

到達目標

I 有機材料、高分子材料の成形加工法との関連における基礎を、熱力学、測定法、高分子レオロジー、熱工学の観点から学ぶ。            II 粘性,弾性、粘弾性,複素表示、時間-温度換算性,物性測定法,線形応答理論,について概説する。
III 測定法,熱分析法、先端材料の成形,赤外線吸収,について概説する。                                   IV 力学モデルを中心に数値計算法の基礎を概説する。                                                    

キーワード

レオロジー、高分子成形加工、粘弾性、時間温度換算則、線形応答理論

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の学習目標をよく読み,課題について予習・復習を行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 成形加工とは 物質から製品へ 成形加工の概要について理解できるようになる。
第2回 熱力学と成形加工 弾性と粘性/力学モデル 弾性と粘性/力学モデルについて理解できるようになる。
第3回 粘弾性の基礎1 弾性と粘性/力学モデル、 粘弾性/動的粘弾性 粘弾性/動的粘弾性について理解できるようになる。
第4回 粘弾性の基礎2 緩和スペクトルと遅延スペクトル/物性の温度依存性と時間・温度換算則 緩和スペクトルと遅延スペクトル/物性の温度依存性と時間・温度換算則について理解できるようになる。
第5回 粘弾性の基礎3 ボルツマンの重ね合わせの原理 ボルツマンの重ね合わせの原理について理解できるようになる。
第6回 数値計算の基礎 数値計算とは何かを理解する
第7回 粘度の測定法と無次元数 粘度の測定法と無次元数について理解できるようになる。
第8回 赤外線輻射 赤外線輻射について理解できるようになる。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

授業で扱う資料は,事前にOCW-iにアップする。

成績評価の基準及び方法

評価は小テスト、期末試験により行なう。

関連する科目

  • MAT.A206 : 材料の熱的機械的性質
  • MAT.P325 : 有機材料成形加工B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。

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