国立大学法人 東京工業大学

講義の概要とねらい

受講生は指導教員より与えられた研究課題（もしくは指導教員と協議して決定した研究課題）を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査やデータの取得・解析手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、専門力を向上させるとともに、社会で必要とされる能力を身につけることが期待される。
IGC Seminar (Bioeng) I、同II、同III、同IVをこの順番に履修すること。

到達目標

IGC Seminar (Bioeng) I、同II、同III、同IVを履修することにより、次の能力を段階的に修得する。
１）生物プロセス分野における科学技術課題の本質を理解するための専門学力
２）生物プロセス分野以外の専門学力を自ら修得し、実践的問題解決に結びつける力
３）国際的視野をもって研究・開発の潮流を理解し研究を遂行する能力
４）論理的説明能力を持ち、議論を展開し文書にまとめる能力

キーワード

文献調査、文献読解、データ収集、データ解析、論文作成、発表討論、研究室教育

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

授業の進め方

指導教員の研究室で行い、授業計画は指導教員が決定する。複数の研究室が合同して行う場合もある。

授業計画・課題

教科書

必要に応じて指定する。

参考書、講義資料等

必要に応じて指定する。

成績評価の基準及び方法

到達目標1）〜4）に応じた具体的評価内容とその評価基準を研究室毎にあらかじめ定め、周知する。

関連する科目

• 生命理工学院の開講科目（400番台）

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

1）生物プロセス専攻の研究室に所属していること
2）生命理工学系基礎専門科目（200番台〜300番台）を履修しているか、またはそれと同等の知識を有すること。

その他

随時