受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に、専門知識とその周辺基礎知識を修得し、これらを自らのテーマに取り入れて研究し、討論し、まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法、データ取得・解析・評価手法などに習熟するとともに、理解力と語学力の養成、論文作成や発表、質疑、討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。講究は研究室教育の中核科目であり、能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し、研究活動を進める過程で、高度な専門力を修得するとともに、社会で必要とされる幅広い専門学力、課題解決力、創造力、コミュニケーション力を身につけることが期待される。
生体分子機能工学講究第五、同第六、同第七、同第八、同第九、同第十をこの順番に履修すること。
生体分子機能工学講究第五から第十を履修することにより、次の能力を段階的に修得する。
1)生体分子機能工学分野における科学技術課題の本質を理解するための高度な専門学力
2)科学技術の幅広い専門性に基づいて様々な実践的問題を解決する力
3)専門知識を自在に活用して創造的提案を行う力
4)国際的視野をもって研究・開発を主導し、新たな分野を開拓する能力
5)論理的説明能力を持ち、議論を展開し文書にまとめる高度な能力
文献調査、文献読解、データ収集、データ解析、論文作成、発表討論訓練、研究室教育
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
指導教員の研究室で行い、授業計画は指導教員が決定する。複数の研究室が合同して行う場合もある。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 研究室毎に授業計画を作成し、周知する。 | 研究室毎に課題を設定し、周知する。 |
必要に応じて指定する。
必要に応じて指定する。
到達目標1)〜5)に応じた具体的評価内容とその評価基準を研究室毎にあらかじめ定め、周知する。
1)生体分子機能工学専攻の研究室に所属していること
2)生体分子機能工学講究第一〜第四を履修しているか、またはそれと同等の知識を有すること。