2017年度 インダストリアル・エンジニアリング   Industrial Engineering

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
経営工学系
担当教員名
伊藤 謙治  青木 洋貴 
授業形態
講義 / 演習 /実験
曜日・時限(講義室)
木5-8(西9号館311号室)  
クラス
-
科目コード
IEE.C202
単位数
3
開講年度
2017年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2017年4月12日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

 本講義では,管理の基礎となる標準作業・標準時間の設定に関して理解し,人間作業の分析,さらには工程・組織レベルでの分析の実施のための各種技法を学ぶ.
 現代社会における産業・組織の状況(管理目標の多様化,精神作業,サービス産業など)を考慮し,これらの状況に対応した現代的なIE技法の基礎を理解し身につける.

到達目標

本講義を履修することによって,以下の2つの目標達成を目指す.
(1)主として鉱工業において発展してきた伝統的なインダストリアル・エンジニアリング(IE) の技法およびその背後にある考え方について正しく理解し,他者に説明できる.
(2)社会・技術の進歩に適応し進化したIEの技法について理解を深め,現代社会のさまざまな領域における作業・業務においてもこれらの技法を利用できるようにする.

キーワード

科学的管理法,標準,時間研究,工程分析,PTS法,習熟,タスク分析

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力

授業の進め方

授業では,毎回講義形式により内容の説明をした後に,それらに関して確実な理解と応用力を養うために,講義内容に関連した演習・実験を実施する.全出席および全実験履修が原則である.本講義は2クォーターにわたって開講される.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 インダストリアル・エンジニアリングとは.IE概論(IEの考え方と現代的適応に向けて) IEの定義,歴史,およびその考え方の概要について説明することができる.
第2回 標準時間の設定(直接時間観測,フィルム分析) 標準時間の概念を理解し,直接時間観測による標準時間の設定方法を説明することができる.
第3回 PTS法(MTM,MOST,MODAPTS他) PTSの概念を理解し,PTSによる標準時間の設定方法を説明することができる.
第4回 作業分析・動作分析(サーブリッグ,微細動作分析) 動作分析を実施することができる.
第5回 作業改善と継続的改善活動(動作経済の原則,作業改善の実施,標準資料法) 動作経済の原則を理解し基礎的な作業改善を実施することができる.
第6回 習熟性工学(習熟モデルと利用法) 習熟のモデルを用いた分析を実施できる.
第7回 ワークサンプリング(ワークサンプリングの計画,予備調査,本調査) ワークサンプリングの一連の方法を説明することができる.
第8回 工程分析(工程図記号) 工程図記号を理解し,これを用いて工程を記述することができる.
第9回 工程編成(ラインバランシング) ライン編成のための方法に従って小規模なライン編成を実施することができる.
第10回 工場レイアウト(Systematic Layoug Planning) SLPの手順に従ったレイアウトの改善が実施できる.
第11回 タスク分析の概要とデータ獲得技法(作業安全データ,Critical Incident Technique) タスク分析について,その概要を説明することができる.
第12回 認知作業のタスク分析(プロトコル分析) 言語プロトコル分析について説明することができる.
第13回 タスク記述技法と階層的タスク分析(図表・ネットワーク図,リンク分析,OSD) タスク記述方法についてその概要を説明することができる.
第14回 タスク評価技法(Event tree,Fault tree) タスクの評価のための代表的な方法について説明することができる.
第15回 予備日 予備日

教科書

特になし

参考書、講義資料等

秋庭雅夫著『インダストリアル・エンジニアリング』日科技連.
講義資料を毎回配布する.

成績評価の基準及び方法

毎回の授業の後に課される小テストにより理解度を評価するとともに,演習・実験レポートによりIEの技法およびその考え方の理解度を評価する.小テスト(40%),レポート(60%)で成績を評価する.

関連する科目

  • IEE.C303 : 生産管理
  • IEE.C304 : 人間工学
  • IEE.C302 : 品質管理
  • IEE.C432 : 応用認知人間工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

このページのトップへ