情報通信技術が社会開発において果たす役割,持続可能な情報通信基盤整備と情報システム開発の考え方を説明する。また,応用技術の例としてeラーニングを取り上げて解説する。
この科目を受講することにより,社会開発のために必要不可欠な情報通信技術の基礎と現状について説明できるようになる。そして,この基礎をもとにして,さらに高度な情報工学・通信工学の学修ができるようになる。
情報通信技術, ICTインフラ, サスティナビリティ, e-Learning
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義およびその内容に関する演習によって行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | インターネットを用いた応用技術(eラーニングの理論と技術) | eラーニングの理論と技術を説明できる。 |
第2回 | インターネットを用いた応用技術(e-learning: インストラクショナルデザイン) | インストラクショナルデザインのe-learningへの応用を説明できる。 |
第3回 | インターネットを用いた応用技術(eラーニングの実践と評価) | eラーニングの実践と評価が説明できる。 |
第4回 | インターネット接続性の現状 | インターネット接続性の現状を説明できる。 |
第5回 | 開発のための情報通信基盤 | 様々な情報通信基盤の構成要素と得失を説明できる。 |
第6回 | 持続可能な情報通信網整備 開発のための情報技術 | ラストマイルの情報通信網整備および開発プロジェクトのための情報技術開発に関する設計プロセスを説明できる。 To be able to explain the process for designing sustainable last-mile connectivity solutions and information systems for development projects. |
第7回 | ケーススタディ: 学生によるプレゼンテーション | 講義で説明した開発のための情報通信技術に関する特定の話題について発表できる。 |
第8回 | ケーススタディ: 学生によるプレゼンテーション | 講義で説明した開発のための情報通信技術に関する特定の話題について発表できる。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教員が準備する投射資料,学術論文, 国際機関等が発行する報告書など,講義で随時指定する.
ヒークス,竹内(訳),デジタル技術と国際開発,日本評論社,2022.
他に,教員が準備する投射資料,国際機関等が発行する報告書など,講義で随時指定する.
情報通信基盤,e-Learning に関する基本的知識やその理解度を評価します。前半・後半それぞれについて,講義内での議論・課題・レポート (25%) および最終レポート・発表 (25%) で成績を評価します。
なし