2019年度 材料工学環境論   Materials Engineering and Ecology

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開講元
材料コース
担当教員名
國岡 正雄  石井 聡子  山本 佳世子  吉田 一雄  徐 一斌  森川 淳子 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
木5-6(S8-623)  
クラス
-
科目コード
MAT.P491
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

急速に発展する材料産業の現状と展望を提示するとともに、材料産業における環境・資源・エネルギー政策ならびに化学物質のリスク評価や安全性など社会全体との関わりを、下記の観点から講究する。
1. 化学物質のリスク評価、2. バイオプラスチック、3. マテリアルズインフォマティクス、4. 再生可能エネルギー、5. 科学コミュニケーションと技術コミュニケーション

到達目標

科学技術の専門家となる学生に、環境・エネルギー問題と材料工学の接点における最新の話題に基づいて、基本的な考え方を習得したうえで、社会と良好な科学技術コミュニケーションを実現する力を身につけさせる。理解増進のための一般人、共同研究に向けた他分野の研究者、政策・研究助成機関・ビジネスの担当者、それぞれと連携可能な幅広い視野を持つことができるようになることを目指す。

キーワード

化学物質のリスク評価、バイオプラスチック、宇宙航空環境と複合材料、再生可能エネルギー、科学コミュニケーションと技術コミュニケーション

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

各回の学習目標をよく読み、課題について予習・復習を行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学物質リスク評価・管理学(1) 化学物質の適切な管理のために (石井) 化学物質の多くは人々に便益をもたらす目的で工業的に生産され使用されてきたが、当初予想されなかったリスクの可能性を有するものがあることが明らかになってきた。本講義では、化学物質リスクとその管理の全体像を解説する。 化学物質の取り巻く課題と化学物質管理の重要性を理解する。
第2回 化学物質リスク評価・管理学(2) 化学物質のリスク評価方法基礎(石井) 物質に固有な有害性の強さと、ヒトおよび環境中生物への暴露量との比較によって評価される、化学物質のリスク評価は、毒性、環境等の総合的な知識を必要とする研究分野である。本講義では、評価に必要な各論の概要を織り交ぜながら、化学物質リスク評価の方法について解説する。 化学物質のリスク評価を実践するための基本的な手法を理解する。
第3回 バイオプラスチックの基礎と評価方法(国岡) バイオマスプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマス由来プラスチック)の概要を説明し、現在、世界で生産されているバイオプラスチックの動向を紹介する。また、バイオプラスチックが環境に優しい理由を理解する。 生分解性プラスチックや、バイオマスプラスチックは、一般に使われている石油由来のプラスチックと簡単な方法では区別することができない。これらの判別法とそのISO標準規格化、およびそれらをもちいた認証システムについて説明する。 バイオプラスチックの基礎と評価方法について理解する。
第4回 マテリアルズインフォマティクス(徐) 材料工学におけるマテリアルズインフォマティクスの基礎について概説し、実践的な応用例について紹介する。 マテリアルズインフォマティクスの基礎について理解を深める。
第5回 再生可能エネルギー1(吉田) 1.世界のエネルギー事情と再生可能エネルギーの供給 2. 太陽熱供給技術(第一部) 環境論の観点からみたエネルギー需要、特に再生可能エネルギーの状況について説明する。また、パラボラ曲線を用いた太陽熱供給技術について解説する。 世界のエネルギー供給と再生可能エネルギー、特に太陽熱の開発動向について理解を深める。
第6回 再生可能エネルギー2(吉田) 1. 太陽熱供給技術(第二部) 2. 高温蓄熱システム技術 軸外し反射系を用いた太陽熱供給技術と高温用蓄熱技術について解説する。 太陽熱の開発動向について理解を深める。
第7回 専門を越えた科学技術コミュニケーション(山本) 東日本大震災をきっかけとした専門家・一般人の気づきから、将来の研究者となる受講生に科学技術コミュニケーションの基礎を伝える。マスメディアと記者の特性を押さえたうえで、科学技術記事の構成を学び、どのように情報発信するか演習を行う。 科学技術コミュニケーションについて理解する。

教科書

資料はOCW-iに提示するか、または講義の際に配布する。

参考書、講義資料等

「化学物質のリスク評価がわかる本」 丸善出版(2012年)
一般財団法人化学物質評価研究機構著
ISBN978-4-621-08608-7 3,360円(税込み)

「研究費が増やせるメディア活用術」
 山本佳世子著 丸善出版 1900円(税込みで1950円) 
 ISBN978-4-621-08538-7

成績評価の基準及び方法

演習ならびにレポート

関連する科目

  • CAP.I433 : エネルギー高分子機能特論第一
  • MAT.P423 : 有機複合材料

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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