2016年度 電力工学第一   Electric Power Engineering I

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開講元
電気電子系
担当教員名
七原 俊也 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月1-2(S222)  木1-2(S222)  
クラス
-
科目コード
EEE.P321
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,現代社会の基盤を支えている電気エネルギーについて,その伝送技術の基礎について講義を行う。具体的な講義項目は,電力システムの等価回路,単位法,電力円線図,故障計算法,同期安定度などの考え方である。

到達目標

本講義を履修することによって,次の能力を習得する。
1)電力システムで電力がどのように送られているかを理解する
2)電力システムの等価回路を導くことができる
3)平常時および故障時における電力システムの伝送特性を理解する

キーワード

電力システム,三相回路,有効・無効電力,送電線,変圧器,同期発電機,等価回路,単位法,電圧制御,故障計算,対称座標法,同期安定度,保護リレー,配電

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - - -

授業の進め方

1) 配付資料に基づき講義を行う。配布資料等を用い予習,復習を行うこと。
2) 講義の最後に出題する課題をその次の回の講義までに提出する。
3) 講義の最初に前回の課題の解答について説明する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 電力システムの概要(構成,主要機器など) 電気所の役割の説明
第2回 三相交流回路と複素電力 例題系統に対する三相回路から単相等価回路の導出
第3回 送電線のモデル化 例題送電線に対する架空送電線の線路定数の計算
第4回 変圧器のモデル化 三相変圧器(Y-Δ結線など)の単相等価回路の導出
第5回 同期発電機(電力系統の観点から) 突極形同期発電機に対する短絡電流の計算
第6回 単位法 例題系統に対する単位法で表したインピーダンスマップの導出
第7回 電力の伝送特性,電力円線図 受電端電圧を維持するために必要な調相設備容量の計算
第8回 無効電力と電圧調整 送電線(架空,地中)における無効電力のバランスについての説明
第9回 対称座標法 三相短絡等に対する故障電流を表す式の導出
第10回 電力システムの故障計算 例題として示した電力系統に対し1線地絡時等の故障電流の計算
第11回 中性点接地方式 1線地絡時における健全相電圧の上昇の計算
第12回 同期安定度(1) 例題系統に対する相差角・電力特性導出
第13回 同期安定度(2) 例題系統に対し等面積法による安定度判別
第14回 電力システムの保護と遮断現象 様々な種類の計器用変圧器の特徴についての説明
第15回 配電 例題系統(配電系統)に対する電圧降下(上昇)の計算

教科書

大久保仁:「電力システム工学」(オーム社)

参考書、講義資料等

1) 授業で用いる資料は事前にOCW-iにアップする。.
2) 参考書
林泉:「電力系統」(昭晃堂),安岡康一:「電力工学」(オーム社),道上勉:「送電・配電」(電気学会)

成績評価の基準及び方法

中間試験・期末試験による。
中間試験50%,期末試験50%

関連する科目

  • ICT.I207 : 線形回路
  • EEE.P301 : 電気機器工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

電気回路,電気機器についての基礎的な知識を身につけていることが必要。

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