2023年度 先進生産工学A   Advanced Production Engineering A

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
機械コース
担当教員名
吉野 雅彦  髙橋 邦夫  齊藤 卓志 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
未定  
クラス
-
科目コード
MEC.U433
単位数
3
開講年度
2023年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2023年10月3日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

【概要】本講義では、生産工学の基本として、"Fundamentals of Production Technology、Heat and Mass Transfer in Polymer Processing、さらにWelding and Joiningについて教授する。
Fundamentals of Production Technologyでは機械加工の原理について理論解析に基づき解説します。
Heat and Mass Transfer in Polymer Processingではプラスチック成形加工を熱流体工学の視点から解説します。
Welding and Joiningでは接合加工の原理について解説します。

【ねらい】生産工学について、加工の原理から生産管理まで総合的な理解を促すことを目指しています。

到達目標

本講義を履修することにより、生産現場で必要な、加工に関する知識を習得することが出来る。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
鉄鋼業での勤務経験を有する教員が第1回から第5回講義を担当する。

キーワード

切削、研削、接合、溶接、プラスチック成形加工

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

タイから配信される講義をTV回線を通じて受講する。講義を中心に行い、演習やレポートなどの課題をこなす。
オンラインもしくはメールにて質問を受け付ける。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 Fundamentals of Production Technologyの緒言 塑性力学の基礎 機械産業における製造技術の役割と本講義の目的を理解する 塑性力学の基礎を理解する
第2回 鍛造加工の理論と技術 鍛造工程の理論と技術について理解する。
第3回 板材成型の理論と技術 板材成型の理論と技術を理解する
第4回 切削加工の理論と技術 切削加工の理論と技術を理解する
第5回 研削加工の理論と技術、および先端的加工技術 研削加工の理論と技術、および先端的加工技術を理解する.
第6回 プラスチック材料の特徴とその成形加工 プラスチック材料の基本的な特徴とその成形加工技術を理解する.また,溶融プラスチック材料の特徴的な挙動を理解する.
第7回 溶融プラスチック流れを扱うための流体力学 溶融プラスチック流れを扱うために,流体の粘性による運動量輸送メカニズムを理解し、層流の速度分布を記述する.
第8回 溶融プラスチック流れを扱うための伝熱学 溶融プラスチック流れを扱うために,移流による熱輸送メカニズムを理解し,層流の温度分布を記述する.
第9回 熱工学の視点から考える金型温度 射出成形の冷却工程に与える金型温度の影響を理解するとともに,金型温度の制御手法を学ぶ.
第10回 温度計測技術 ふく射伝熱の基礎を理解し,侵襲性温度測定,半/非侵襲性温度測定の基礎を学ぶ.
第11回 溶接と接合技術の全体像と用語 溶接や接合技術の背景と用語を理解する.科学技術の観点からプロセスを分類し,継ぎ手設計において必要となる知識を理解する.
第12回 支配機構と重要な現象/電源とプラズマの電磁気学的関係と制御 プラズマ等,様々な電磁気学的現象とそのメカニズムを考慮して設計されている電源の設計思想を理解する.
第13回 支配機構と重要な現象/熱および物質の移動 熱伝導と物質の移動を考慮して設計されている溶接・接合プロセスのの設計思想を理解する.
第14回 支配機構と重要な現象/冶金現象 冶金現象を考慮して設計されている溶接・接合プロセスのの設計思想を理解する.
第15回 幅広い科学分野に立脚した溶接・接合技術の総括と演習 溶接・接合プロセスが幅広い技術分野に立脚し,科学的に設計されていることを理解する

教科書

担当教員が指定するもの

参考書、講義資料等

担当教員が指定するもの

成績評価の基準及び方法

演習課題もしくは期末試験で評価

関連する科目

  • ZSK.T512 : Advanced Production Engineering B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

履修申告する前に,本集中講義の実施スケジュールをコース担当教員(小酒:kosaka.h.aa@m.titech.ac.jp, および,伏信: fushinobu.k.aa@m.titech.ac.jp)に必ず問い合わせること.

このページのトップへ