2020年度 リスク評価と管理   Risk Assessment and Management

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開講元
原子核工学コース
担当教員名
尾本 彰  千葉 敏  相樂 洋  本間 俊充  村松 健  桐本 順広  蛯沢 勝三 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (原講571, North Bidg. 2, 5F-571)  
クラス
-
科目コード
NCL.O603
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年3月24日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

現代社会は原子力を含め様々な科学技術の進歩の恩恵を受ける一方でその利用に伴うリスクを理解し管理することが必要である。このトッピクスに関する学内外の専門家による講義と議論を通じて、学生はリスクとは何かリスク管理とは何かについて深い理解を得ることが期待される。

到達目標

リスク、リスク評価とリスク管理に関する知識を習得しリスクについて考える力を身につけることることによって、予期しない事態や不確かさの高い事象に関して適切に予測・準備・対応を行う、意思決定を行うなどリスク管理におけるリーダとして社会に貢献できることが到達目標である。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
講師はそれぞれの分野における実務者として長い経験を有している。

キーワード

リスク、リスク評価、リスク管理

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
リスク情報を活用した意思決定は技術利用をはじめとするあらゆる分野で重要性を増してきている中で原子力は最も関連が深い領域であり、当たり前の手法として身につける必要がある。

授業の進め方

講義と学生との議論

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 (6月13日 (土) 08:50-10:30) リスクとリスク管理 不確かさとは何かこれにどう向き合って意思決定するかを説明できるようになる。
第2回 (6月13日 (土) 10:45-12:25) リスク評価手法 内的外的事象PRAを説明でき、それらの改善余地を説明できるようになる。
第3回 (6月13日 (土) 13:30-15:10) 外因事象のリスク評価とリスク管理 外因事象リスクの評価と管理における課題と方策について説明できるようになる
第4回 (6月14日 (日) 08:50-10:30) 福島事故に鑑みた安全に関する手法の改善 福島事故に鑑みて原子炉事故のリスクを低減する上で講義にて話された件に関し、1) 何故それらが対処されてこなかったのか、2) 以外に何がさらに必要かを説明できるようになる。
第5回 (6月14日 (日) 10:45-12:25) リスク評価における人的要因の扱い PRAにおける人的信頼度の扱いと課題について説明できるようになる。
第6回 (6月14日 (日) 13:30-15:10) 原子力緊急時計画 原子力緊急時計画における課題と対処方策について説明できるようになる。
第7回 (6月14日 (日) 15:25-17:05) 討論:「日本人とリスク」、「原子力安全規制の在り方」、「自主保安とは何か?」 リスクと不確かさを回避したがる傾向の強い日本人の思考パターンについて考察して説明できるようになるほか、コンプライアンスベースと性能ベースなど規制の基本的な枠組みについて、自主保安とは何かについて説明できるようになる。

教科書

特に指定しない

参考書、講義資料等

1. G. Apostolakis, C. Lui, M. Cunningham, G. Pangburn, and W. Reckley, “A Proposed Risk Management Regulatory Framework,” NUREG-2150, US Nuclear Regulatory Commission (2012).
2. ISO 31000 (The International Organization for Standardization 31000) - Risk Management
3. National Research Council of the National Academies, “Lessons Learned from the Fukushima Nuclear Accident for Improving Safety of U.S. Nuclear Plants” Appendix I, The National Academies Press (2014).
4. IAEA, "Ensuring Robust National - Nuclear Safety Systems Institutional Strength in Depth," INSAG-27, IAEA (2017).

成績評価の基準及び方法

リスクおよびリスク管理の関する理解 (評価基準) とこれに関する設問への簡単なレポートにより評価する (評価手法)。

関連する科目

  • NCL.F454 : 原子力の安全性と地域共生
  • NCL.N407 : 原子力安全工学
  • NCL.O603 : リスク評価と管理

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語の能力

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

chiba.satoshi[at]lane.iir.titech.ac.jp
sagara[at]lane.iir.titech.ac.jp

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