2017年度 ビジネス法   Business Law

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開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員名
田中 義敏 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
ESD.H408
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2017年9月25日
講義資料更新日
2017年11月29日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

ビジネス法は、企業創立から成長拡大、上場、消滅までの多くの法律領域が関係する実践的な学習領域である。特に近年では、ベンチャー創出、資金調達、M&A、知的財産、海外進出などの競争領域に興味が集まっている。今学期は、知的財産関連法およびそのマネジメント領域に集中して開講する。講義時間は、午後4時50分から8時までの午後の遅い時間から夜8時までとしため社会人学生も参加しやすい時間設定とした。さらに、下記日程において2コマずつ講義を進めていくため、短期間に集中して受講できるようにした。
自ら起業する会社の競争力強化に知的財産の活用を取り入れることの意義と活用の具体策を考えていきたい。

到達目標

ビジネス法の中でも企業の競争力強化に深く関係する知的財産関連法および知的財産マネジメントの理解を深め、本講義を履修した学生が実際に起業するときに、知的財産関連法に関する知識を持って有効な行動がとれることを目標とする。

キーワード

ビジネス法、契約、会社法、知的財産関連法

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

ビジネス法は、企業創立から成長拡大、上場、消滅までの多くの法律領域が関係する実践的な学習領域である。特に近年では、ベンチャー創出、資金調達、M&A、知的財産、海外進出などの競争領域に興味が集まっている。今学期は、知的財産関連法およびそのマネジメント領域に集中して開講する。講義時間は、午後4時50分から8時までの午後の遅い時間から夜8時までとしため社会人学生も参加しやすい時間設定とした。さらに、下記日程において2コマずつ講義を進めていくため、短期間に集中して受講できるようにした。
自ら起業する会社の競争力強化に知的財産の活用を取り入れることの意義と活用の具体策を考えていきたい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ビジネスと法律-イントロダクション ビジネスは、多くのステークホルダーとの商取引で成り立っており、これらの商取引を成立させるのが契約である。また、ビジネスを支える関連法も様々であり、自らの企業の成長のためにはビジネスマンも法律の土地勘を持つことが重要。ここでは、ビジネスに関連する法律の全体像を俯瞰する。
第2回 知的財産保護制度の鳥瞰図的理解 ビジネスに関連する法律の中でも、企業が保有すべきコアコンピテンスを保護する知的財産権関連法に注目する。
第3回 特許制度ランドスケープ(Landscape) 理工系大学、大学院においては、知的財産権関連法の中でも、特に保護対象を技術的思想の創作とする特許に焦点を当て、特許制度をめぐる世界情勢等について学び、その概要を把握する。
第4回 知的財産行政をめぐる現状と課題 特許庁の企画調整官をゲストとしてお招きし、知的財産行政をめぐる現状と課題について、第一線の方から情報提供いただく。
第5回 産学連携の現状と課題 自らの起業を目指して理工系大学や国立研究機関からの研究成果が注目され、その商業化に向けた産学連携が推進されているが、そこには多くの課題も存在する。以下のして産学連携を効果的に進めるかを考えたい。
第6回 自らの企業の成長のためのブランド戦略 ビジネスは顧客・消費者へのブランドの浸透が成否のカギを握る。活躍する特許商標事務所の所長をゲストとしてお招きし、企業を成長させるために自らのブランド構築に必要な知見を吸収する。
第7回 大学における知的財産管理 産学連携推進本部を中心として管理運営されている大学における知的財産管理の現状と課題について考える。
第8回 知的財産情報検索システムの利用 膨大な量の特許情報に含まれる技術情報を如何に戦略立案に活用していくか。特許情報データベースおよびその検索手法について、特許庁特許情報室の専門家の解説をいただく。
第9回 自らの企業の成長のためのデザイン戦略 デザインもビジネスの成否のカギであり、自らの企業の成長のためのデザイン戦略はどうあるべきか考える場としたい。
第10回 知的財産情報の分析、活用事例 特許情報の活用事例について理解し、ビジネス強化に向けた新たな活用手法を考えるヒントとしたい。
第11回 知財戦略策定プロセス 戦略とは何か、また戦略策定の基本的手法を学ぶとともに、経営戦略と知財戦略の関係についても考えてみたい。また、知財戦略策定のための演習課題を提示し、次回のグループ発表に向けて準備する。
第12回 日本医療研究開発機構における知的財産マネジメント 世界をリードする日本の先端医療開発の舞台である日本医療研究開発機構における知的財産マネジメントについて学ぶ機会とする。医療関係分野での起業を考えている人には大いに参考となると考える。
第13回 知財戦略策定演習事例の発表 事前に提示した演習課題についてグループディスカッションの成果を発表する。演習により知財戦略策定への理解を更に深める機会としたい。
第14回 NECにおける知的財産戦略(仮題) 我が国の大手電機メーカーにおける知財マネジメントの実際に触れ、知的財産により企業の成長強化を図る視点を強化する。
第15回 グローバルビジネス展開と関連法の動き 世界に進出できる企業であることが求められており、世界のビジネス展開に関連する条約・法律への理解を深め、自らの海外進出力の補強をする。

教科書

OCW-iに掲載される講義資料

参考書、講義資料等

(例)
中村信男, 和田宗久, ビジネス法入門(第2版), 中央経済社
田中浩之, ビジネス法体系 知的財産法, LexisNexis
IPトレーディング・ジャパン株式会社, (株)ワールド・ヒューマン・リソーシス, 知的財産管理 実務ハンドブック, 中央経済社

成績評価の基準及び方法

講義内での最終レポート(70%)、グループディスカッションでの貢献度(30%)
全出席が原則

関連する科目

  • ESD.H402 : 社会起業
  • ESD.H403 : 営業戦略・組織
  • ESD.H405 : 製品設計・開発
  • ESD.H406 : マーケティング・サイエンス
  • ESD.H407 : リーダーシップ
  • ESD.H404 : ファイナンス
  • IEE.C532 : 技術と知的財産のマネジメント

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は特に設けないが,知的財産の基礎的な図書を自習していることが望ましい。

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