2016年度 コンクリート実験   Laboratory Works in Concrete Materials and Structures

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開講元
土木・環境工学科
担当教員名
二羽 淳一郎  岩波 光保  中村 拓郎  千々和 伸浩 
授業形態
曜日・時限(講義室)
金5-8(コンクリート実験室)  
クラス
-
科目コード
ZUT.E331
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は社会基盤施設の建設に多く使用される鉄筋コンクリート構造に焦点をあて、コンクリートの材料特性と鉄筋コンクリート構造の力学的特性に関する実験を行う。
コンクリートには、打設作業を容易かつ確実に行うための硬化前の性能(フレッシュ特性、構造物が頑健で耐久的であるための硬化後の性能(物理化学特性)を満足することが要求される。本講義では、要求性能に合致した特性を有するコンクリートを作成するための配合設計(各種素材の混入比率の決定作業)を行い、実際にそのコンクリートを練り、各種試験を通じてそのフレッシュ特性を理解する。また硬化後のコンクリートに対して物理試験、化学試験を行い、硬化後のコンクリートが有する物理化学特性を理解する。
鉄筋コンクリートに関する実験では、鉄筋コンクリート部材の製作とその破壊試験を通じ、鉄筋コンクリートがどのように作られ、どのように破壊していくのかを体得する。また創造設計コンペティションにより、設定課題に対する戦略設定、合意形成、技術的課題克服プロセスを経験する。
講義で学習したコンクリートの材料特性や鉄筋コンクリートの力学的特性について、実験を通じて確認するとともに、技術開発で求められるマネジメントを理解し、土木技術者としての素養を涵養することが本講義のねらいである。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) コンクリートの配合設計法を理解し、要求性能に応じたコンクリートの配合を決定できる。
2) フレッシュコンクリートに関する試験方法を体得し、フレッシュコンクリートの特性を説明できる。
3) 硬化コンクリートに関する試験方法を体得し、硬化コンクリートの物理化学特性を説明できる。
4) 鉄筋コンクリート部材の破壊進展プロセスおよび最終破壊性状の違いを説明できる。
5) 鉄筋コンクリート部材の製作プロセスを説明できる。
6) 与えられた課題に対する戦略を立案、グループでの合意形成を図ることができる。
7) セメント系材料の材料及び構造設計に関する技術ノウハウを組み合わせ、目標達成に向けた戦略を具現化できる。

キーワード

建設材料、コンクリート、鉄筋コンクリート構造

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力

授業の進め方

グループに分かれての実験実習を行います。グループごとに指定された部屋に集合し、講義内容の理解度を確認する前試問を行った後、実験室にて実習を行います。各回レポート課題が課されます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 第1回 配合設計、フレッシュコンクリート試験 第2回 硬化コンクリート試験 第3回 鉄筋コンクリート部材の製作 第4回 鉄筋コンクリート部材の性能評価試験 第5回 セメント系材料を用いた創造設計コンペティション①設計と製作 第6回 セメント系材料を用いた創造設計コンペティション②性能評価 第1回 配合設計、各試験の原理、手順、試験結果の理解。 第2回 硬化コンクリートの試験の原理、手順、試験結果の理解。 第3回 鉄筋コンクリート部材の製作プロセスと、その技術的背景の理解。 第4回 鉄筋コンクリート部材の破壊進展プロセスと破壊性状の違いの理解。 第5回 課題への対応戦略設定と合意形成。戦略実現のための材料および構造設計。 第6回 各自の戦略や技術工夫をわかりやすく伝えるプレゼンテ―ション法。

教科書

担当教員が準備した講義用資料を用いる(初回に配布)。

参考書、講義資料等

村田二郎、岩崎訓明編『新土木実験指導書―コンクリート編(第四版)』、技報堂出版、ISBN : 4-7655-1708-X
二羽淳一郎著『コンクリート構造の基礎』、数理工学社、ISBN: 978-4901683333
大即信明 ・宮里心一著『コンクリート材料』、朝倉書店、ISBN: 978-4-254-26501-9

成績評価の基準及び方法

レポート(100%)。ただし演習講義のため全出席が前提である。

関連する科目

  • CVE.E201 : コンクリート工学
  • CVE.E301 : コンクリート構造

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

コンクリート工学(CVE.E201)、コンクリート構造(CVE.E301)を履修していること、または同等の知識があること。

その他

各実験はグループ単位で順不同に行います。各グループの実験スケジュールはガイダンス時に提示します。

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