本科目はMATLABを用いた科学技術計算用プログラミングが実際に作成できるようになるために設けられた実習科目である。MATLABを用いて各課題のプログラミングを完成させる。
本科目により,MATLABの基礎を理解し, 配列, 関数, 行列, グラフィックス, ソート, 最小二乗法, 数値微分, 数値積分, 連立方程式, 非線形方程式, 常微分方程式, 偏微分方程式などのプログラミングができるようになることを狙いとする。
本科目を履修することで次の能力を修得する。
1)MATLABを用いて基礎的なプログラミングができる
2)配列と関数のプログラミングができる
3)行列のプログラミングができる
4)グラフィックのプログラミングができる
5)ソーティングのプログラミングができる
6)最小二乗法のプログラミングができる
7)数値微分や数値積分のプログラミングができる
8)連立方程式のプログラミングができる
9)非線形方程式のプログラミングができる
10)常微分方程式・偏微分方程式のプログラミングができる
対応する学修到達目標は、
(1)【専門力】基盤的な専門力
(6) 電気電子工学に必要な電磁気・回路・線形システム・応用数学などに関する盤石な専門基礎学力
プログラミング, MATLAB, 配列, 関数, 行列, グラフィックス, ソート, 最小二乗法, 数値微分, 数値積分, 連立方程式, 非線形方程式, 常微分方程式, 偏微分方程式
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
学生は用意された課題と説明書を読み, 自分でプログラムし, レポートを作成し, 提出しなければならない。
授業は全28回あるが, シラバスでは2回分をまとめて14回で示している。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 導入 | 実習方法の説明,レポートの作成方法,MATLAB入門 |
第2回 | 変数と演算 | 事前レポート作成,変数と演算のプログラミングの作成 |
第3回 | 配列と関数 | 配列と関数のプログラミングの作成,レポート作成 |
第4回 | 行列 | 事前レポート作成,行列のプログラミングの作成 |
第5回 | 分岐と繰り返し | 分岐と繰り返しのプログラミングの作成,レポート作成 |
第6回 | グラフィックス | 事前レポート作成,グラフィックスのプログラミングの作成 |
第7回 | ソーティング | ソーティングのプログラミング,レポート作成 |
第8回 | 中間まとめ | これまでの内容の演習による確認 |
第9回 | 最小二乗法 | 事前レポート作成,最小二乗法のプログラミング |
第10回 | 数値微分・数値積分 | 数値微分・数値積分のプログラミング,レポート作成 |
第11回 | 連立方程式 | 事前レポート作成,連立方程式のプログラミング |
第12回 | 非線形方程式 | 非線形方程式のプログラミング,レポート作成 |
第13回 | 常微分方程式 | 事前レポート作成,常微分方程式のプログラミング |
第14回 | 偏微分方程式 | 偏微分方程式のプログラミング,レポート作成 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね50分を目安に行うこと。
特になし。
参考資料をOCW-iに掲載するので, 講義前にダウンロードしておくこと。
達成目標1)〜10)の達成度を毎回提出されたレポートにより評価する(80%)
達成目標1)〜5)の習熟度を中間試験で、達成目標6)〜10)の習熟度を期末試験で評価する(20%)
特になし
E-mail: sakaguchi[at]mobile.ee.titech.ac.jp
随時メールで連絡の上,教員室(南3号館912号室)に来室のこと。