少人数のグループで協力して,自律的に動いて目的を達成するようなロボットを造ります。 もの作りを通して,システムの設計・製作の難しさと楽しさを体験し,その過程でシステム制御工学の必要性・有用性を実感できる,学生が主体的に参加できる授業です。競技会と技術報告会を行なってプロジェクトとしての優劣を競います。
それまでに習うマイクロコンピュータ,センサ,アクチュエータ,メカニズム,電子回路,プログラムなどの要素技術を駆使し,システム制御工学の理論を応用して,共同プロジェクトによってひとつのシステムを完成させるため,この授業ではシステム制御技術者にとって必要なアイテムを一気に体験し,システム制御工学のエッセンスを感じることができます。
本科目を履修して次の能力を修得する。
1) それまでに座学と実習で習ったハードウェアとソフトウェアの知識を統合して独創的な機械を作る力
2) プロジェクトマネージメント力
3) 競技会とポスター発表会を通して発表能力とコミュニケーション力
自律ロボット,メカトロニクス,グループワーク,プロジェクトマネージメント
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
まず3回程度チュートリアルを行い,これまでに学んだ知識とスキルを復習します。その後,18回のワークショップで自律ロボットを製作しますが,適宜インタビューセッションを設けます.そして2回のコンテストを通して,製作したロボットのパフォーマンスを披露してもらいます。最後に,2度のポスターセッションを通して,各班がこのグループプロジェクトを通して何をしたのかをアピールしてもらいます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | チュートリアルセッション(3回) ワークショップ(18回) ポスターセッション(2回) コンテスト(2回) | チュートリアルセッション: これまでに学んだ知識とスキルをリフレッシュします ワークショップ: 実際に自律ロボットを製作します ポスターセッション: 各班の成果を口頭で発表します コンテスト: マシンのパフォーマンスを披露してもらいます |
特になし。
特になし。
ポスター発表,最終レポート,出席等を加味して総合的に判断します。
試技会での順位自体は成績と直接的には関係ありませんが,最優秀班には寺野杯が授与されます。
メカトロニクス設計概論(SCE.S201)を履修していること,または同等の知識があること。
佐藤 進
sato.s.ay[at]m.titech.ac.jp
03-5734-2227
メールで事前予約すること。