分析化学と無機化学の講義、および化学総合実験第三で学習する範囲で、具体的な問題に即して考察力及び独創力を養うことを目的とする。無機・分析化学総合実験と組み合わせて、相補的に進める。
無機・分析化学に必須である実験手法、解析手法を演習を通じて理解する点に特徴がある。課題の演習を通じて、高度な合成、反応、分析技術の基礎を習得する
演習の各テーマで取り上げる、高度な無機・分析化学の内容について、理論と実際の両方面から理解できる。
無機化学、分析化学、結晶学、演習、学生実験
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
演習を行う。演習の解答をプレゼンテーションする。演習のテーマについて、小テストとディスカッションを行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 配位子場理論 1 | 配位子場理論による金属錯体の構造と結合についての説明と演習問題 |
第2回 | 配位子場理論 2 | 配位子場理論による金属錯体の構造と結合についての説明と演習問題 |
第3回 | 配位子場理論 3 | 配位子場理論による金属錯体の構造と結合についての説明と演習問題 |
第4回 | 分子の対称性と点群 1 | 群論を用いた分子の構造による光物理的性質の予測 |
第5回 | 分子の対称性と点群 2 | 群論を用いた分子の構造による光物理的性質の予測 |
第6回 | 分子の対称性と点群 3 | 群論を用いた分子の構造による光物理的性質の予測 |
第7回 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応 1 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応の基本概念を計算を通じて理解する。 |
第8回 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応 2 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応の基本概念を計算を通じて理解する。 |
第9回 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応 3 | 酸・塩基平衡と酸化・還元反応の基本概念を計算を通じて理解する。 |
第10回 | 粉末X線回折 1 | 結晶構造決定法である回折法を学ぶ。 無機化合物の粉末X線回折パターンについて指数付けを行い、立方単位胞の種類を同定し、その格子定数を算出する。 |
第11回 | 粉末X線回折 2 | 結晶構造決定法である回折法を学ぶ。 無機化合物の粉末X線回折パターンについて指数付けを行い、立方単位胞の種類を同定し、その格子定数を算出する。 |
第12回 | 粉末X線回折 3 | 結晶構造決定法である回折法を学ぶ。 無機化合物の粉末X線回折パターンについて指数付けを行い、立方単位胞の種類を同定し、その格子定数を算出する。 |
第13回 | 討論とプレゼンテーション 1 | 討論を通じて結果の理解を深め、効果的に発表する。 |
第14回 | 討論とプレゼンテーション 2 | 討論を通じて結果の理解を深め、効果的に発表する。 |
第15回 | 討論とプレゼンテーション 3 | 討論を通じて結果の理解を深め、効果的に発表する。 |
化学科無機・分析化学部門編 「無機・分析化学実験」および、プリント
演習の中で紹介する
演習中の解答発表と小テストの結果による
無機・分析化学総合実験と関係していおり、相補的に行う