2023年度 数学特殊講義G   Special courses on advanced topics in Mathematics G

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開講元
数学科
担当教員名
大矢 浩徳 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (数学系201セミナー室)  
クラス
-
科目コード
ZUA.E341
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年8月30日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

概要:
ヤンギアンの表現論と,関連する可積分系の話題について講義する.

ねらい:
ヤンギアンは,可解格子模型の対称性から生まれた代数系である.そのテンソル積表現はYang-Baxter方程式・R行列と深く関係し,複雑かつ豊かな構造を持つ.また,近年シフトヤンギアンと呼ばれる変種も注目されている.この講義では,元々ヤンギアンが導入された動機と,その後発展した表現論の結果の一部を紹介する.加えて,シフトヤンギアンに関する最近の結果の一部も紹介する.証明を詳細に追うのではなく,手軽に計算できる具体例の説明を中心にするつもりである.

到達目標

・ヤンギアンの定義を理解し,生成元の具体的な計算ができるようなる.
・簡単な場合にテンソル積表現を計算できるようになる.
・シフトヤンギアンと可積分系の関係を理解する.

キーワード

ヤンギアン・量子群・Yang-Baxter方程式・R行列・表現論・可積分系

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ・Yang-Baxter方程式とR行列 ・ヤンギアンのRTT表示とDrinfeld表示 ・テンソル積表現 ・シフトヤンギアン 講義中に指示する.

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

講義中に指示する.
参考:https://www.math.s.chiba-u.ac.jp/~kodera/intensivelecture2023.html

成績評価の基準及び方法

レポート課題(100%)による.

関連する科目

  • MTH.A301 : 代数学第一
  • MTH.A302 : 代数学第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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