2024年度 物質理工学概論A   Introduction of Materials and Chemical Technology A

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
物質理工学院
担当教員名
村橋 哲郎  中島 章  横田 紘子  田中 祐圭  佐藤 浩太郎  多田 英司  荒井 創  矢野 哲司  VACHA MARTIN 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(WL1-401(W541))  
クラス
-
科目コード
XMC.A102
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

物質理工学院の新入生を主な対象とし、物質理工学の各分野における最新の研究トピックスについて、基礎となる学問から具体的な実例と展望を学び、自ら情報を集めて学ぶ学習の心構えの習得をねらいとする。またOB・OGによる講演などを通じて将来の自分の姿を模索する。

到達目標

物質理工学の課題設定を理解する。

キーワード

物質理工学に要求される基礎と技術、研究課題

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、5名の担当教員によるオムニバス形式で、物質理工学における最新の研究トピックスを例に紹介する。英語による授業聴講体験を含む。また、OB・OGによる講演、各トピックスに関するグループ討論などを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 応用化学系 佐藤 浩太郎 ノーベル化学賞から身近な化学製品まで 〜化学の力が地球を救う!?〜 ノーベル化学賞から高分子のような身近な化学製品の例をあげて、最新の応用化学に触れるとともに、それを作り出す反応や物質としての構造、性質について考える。
第2回 材料系 バッハ マーティン 英語による授業聴講体験「1分子レベルで調べる有機材料のナノスケール特性及び機能」 英語による授業聴講の体験、単一分子の観察や分光を通してナノスケール領域で有機材料や高分子材料における構造、光物性、およびその機能について理解する。
第3回 応用化学系 荒井 創 統合エネルギー科学への化学的アプローチ 東工大の研究重点3分野の一つである「統合エネルギー科学」につながる、化学に基づくエネルギーデバイス・システム(蓄電池・燃料電池等)を理解する。
第4回 材料系 矢野 哲司 ガラスの時代:新デジタル社会と環境課題解決 住み良い社会と未来を支える科学技術の発展に関し,ガラス材料が新たに果たすべき役割について「ガラスの時代」をキーとして説明・紹介する。
第5回 社会で活躍する物質理工学院先輩OB・OGの紹介 OB・OGによる講演を通じて将来の自分の姿を模索する。
第6回 材料系 多田 英司 安全・安心な社会基盤の構築を支える金属材料:環境性能の向上に向けて 安全・安心な社会基盤を支える金属材料に求められる環境性能としてどのようなものが考えられるか,そして金属材料の環境劣化抑止や長寿命化に対してどのようなアイデアがあるかを1ページ以内で記述ください。
第7回 クラス担任を交えた対話(総括) 講義内容を総括する。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

レポートと試験

関連する科目

  • XMC.A101 : 物質理工学リテラシ
  • XMC.A103 : 物質理工学概論B
  • XMC.A104 : 物質理工学概論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

物質理工学リテラシ―を受講していることが望ましい。

このページのトップへ