2024年度 宇宙地球科学特論D   Advanced Earth and Space Sciences D

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開講元
地球惑星科学コース
担当教員名
横山 哲也 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
EPS.A422
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

放射性起源の同位体の地球化学における応用に関し、W. Whiteの教科書を中心に講義を行う。はじめの5回の講義は担当教員がテーマとなる研究分野の背景・原理を解説する。つづく2回の講義では最新の論文を題材に、学生参加型の総合討論を行う。

到達目標

本講義の到達目標は、放射壊変や同位体の起源などの基本的原理を理解し、地球化学分野において放射性起源の同位体がどのように利用されているのかを理解することである。また、放射性起源同位体の最新の研究成果について学ぶことも目標の一つである。

キーワード

放射性起源同位体 マントル 地殻 化学進化 年代測定

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の授業内容をよく読み、配付資料や参考書を用いて予習・復習を行うこと。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 原子核の構造 素粒子の理解
第2回 元素の起源 星の元素合成の理解
第3回 原子核の安定性 結合エネルギーとヴァイツゼッカー公式の理解
第4回 放射壊変 壊変様式と放射壊変の基礎式の理解
第5回 年代測定法基礎 長寿命核種および短寿命核種を用いた年代測定法の基礎を理解する
第6回 総合討論1 放射性起源同位体に関する最新の論文を題材に、学生参加型の総合討論を行う。
第7回 総合討論2 放射性起源同位体に関する最新の論文を題材に、学生参加型の総合討論を行う。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

W.M. White "Geochemistry" Wiley-Blackwell

参考書、講義資料等

講義中に資料を配付する。

成績評価の基準及び方法

地球化学分野における放射性起源の同位体の応用に関し、どの程度の理解があるか、講義中の議論(30%)、およびレポート(70%)に基づいて成績を評価する。

関連する科目

  • EPS.A330 : 宇宙地球化学
  • EPS.A201 : 地球惑星物質学序論
  • LAS.A101 : 宇宙地球科学A
  • LAS.A102 : 宇宙地球科学B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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