2017年度 固体地球科学C   Solid-Earth Science C

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開講元
地球惑星科学コース
担当教員名
中島 淳一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(石川台, 2号館, 実験棟1-103)  金5-6(石川台, 2号館, 実験棟1-103)  
クラス
-
科目コード
EPS.A420
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年9月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

第1回の講義で全体計画を説明し、論文紹介を担当する論文を割り当てる。講義の前半では中島が基礎的な項目について解説する。後半では,地球標準モデルであるPREMの論文(Dziewonski and Anderson, 1981, PEPI)を輪読し,PREMの背景にある観測量を理解する。さらに各自に割り当てられた論文の紹介を通して,地球内部構造の理解を進展させる。

到達目標

固体地球の地震学的イメージングと不均質構造の特徴を理解する。また,広くい使われているPREM構造を理解することを目的とする。                              

キーワード

地震波トモグラフィ,沈み込み,含水化,PREM

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回出席を取る。講義の後半では、学生による論文紹介を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 講義概要の説明と論文紹介の割り当て 講義の概要を学ぶ
第2回 弾性論と地震学 線形弾性論を理解する
第3回 地震波速度トモグラフィと逆解析 三次元イメージング手法を理解する
第4回 非弾性と地震波減衰 非弾性効果を理解する
第5回 地震波不均質の解釈 不均質構造の原因を理解する
第6回 世界の地震活動 世界の地震活動を理解する
第7回 沈み込み帯の地震活動 沈み込み帯の地震活動を理解する
第8回 沈み込み帯の火山活動 沈み込み帯の火山活動を理解する
第9回 日本列島の地震テクトニクス 日本列島のテクトニクスを理解する
第10回 PREM論文の輪読と質問への回答 PREM論文を輪読する
第11回 PREM論文の輪読と質問への回答 PREM論文を輪読する
第12回 PREM論文の輪読と質問への回答 PREM論文を輪読する
第13回 担当論文の発表と質問への回答(テクトニクス) プレートテクトニクスを理解する
第14回 担当論文の発表と質問への回答(地震・火山活動) 地震活動と火山活動を理解する
第15回 まとめと討論 講義を通して学習したことを整理する

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

論文紹介の理解度、レジュメ作成、プレゼン力、を評価する。講義および論文紹介の質疑も採点の対象とする。

関連する科目

  • EPS.A336 : 地球惑星ダイナミクス
  • EPS.A331 : 地球物質学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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