生理活性物質、特に天然由来の生理活性物質の現代における諸問題について理解する。
我々自身を含めた生体そのものが有機化合物の集合体であり、生命は有機化学の発現であるとの観点から、生理活性物質の活性発現機構を有機化学的精密さで考察する意義・方法論について、生理活性天然物を中心に解説する。
生理活性物質の活性発現機構を有機化学的精密さで考察する意義・方法論についてを理解する。
生理活性物質、活性発現機構
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義形式
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション、生理活性物質とは。 | 生理活性物質とは? |
第2回 | 生体内の化学反応、酵素、補酵素の化学 | 生体内の化学反応、酵素、アミノ酸、補酵素の化学を理解する。 |
第3回 | 抗生物質、抗菌剤−1:抗生物質の化学、作用発現機構(βーラクタム) | 抗生物質の化学、作用発現機構(βーラクタム)を理解する。 |
第4回 | 抗生物質、抗菌剤−2:抗生物質の化学、作用発現機構(アミノグリコシド) | 抗生物質の化学、作用発現機構(アミノグリコシド)を理解する。 |
第5回 | 抗生物質、抗菌剤−3:抗生物質の化学、作用発現機構(マクロライド、テトラサイクリン) | 抗生物質の化学、作用発現機構(マクロライド、テトラサイクリン)を理解する。 |
第6回 | 抗生物質、抗菌剤−4:抗生物質の化学、作用発現機構(その他) | 抗生物質の化学、作用発現機構(その他)を理解する。 |
第7回 | 抗真菌剤:抗真菌剤の化学、作用発現機構 | 抗真菌剤の化学、作用発現機構を理解する。 |
第8回 | 抗がん剤−1:抗がん剤の化学、作用発現機構(アルキル化剤) | 抗がん剤の化学、作用発現機構(アルキル化剤)を理解する。 |
第9回 | 抗がん剤−2:抗がん剤の化学、作用発現機構(抗がん抗生物質) | 抗がん剤の化学、作用発現機構(抗がん抗生物質)を理解する。 |
第10回 | 抗がん剤−3:抗がん剤の化学、作用発現機構(代謝拮抗剤) | 抗がん剤の化学、作用発現機構(代謝拮抗剤)を理解する。 |
第11回 | 抗がん剤−4:抗がん剤の化学、作用発現機構(植物成分、その他) | 抗がん剤の化学、作用発現機構(植物成分、その他)を理解する。 |
第12回 | コレステロール低下剤:作用発現機構 | コレステロール低下剤の化学を理解する。 |
第13回 | 降圧剤−1:作用発現機構(アンギオテンシン系) | 降圧剤−1:作用発現機構(アンギオテンシン系)の化学を理解する。 |
第14回 | 降圧剤−2:作用発現機構(Caチャンネル拮抗剤) | 降圧剤−2:作用発現機構(Caチャンネル拮抗剤)の化学を理解する。 |
第15回 | 抗ウィルス剤 | 抗ウィルス剤の化学を理解する。 |
特になし
必要に応じて印刷物を配布する
講義時に課される課題(30%)、および期末試験(70%)。
有機化学の基礎知識が必要である。