2019年度 安全の化学   Chemistry for Safety

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開講元
化学系
担当教員名
工藤 史貴  篠原 直秀  井口 泰泉 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
金3-4(H112)  
クラス
-
科目コード
CHM.A201
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
2019年4月9日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、安全に化学実験を行うための基礎的知識を提供する。そのために、化学物質が有するリスクの概念、化学物質に関する関係法令、リスクアセスメントについて解説する。また、廃液処理、廃棄物処理の重要性について解説する。さらに、緊急時の対応法を解説し、消火器の実施訓練を行う。化学物質が及ぼす健康影響・地球環境問題についても解説する。

化学系で行う各種実験に先立ち、その安全の手引きとなることが狙いである。化学科の課程を修めることで危険物取扱者(甲種)の受験資格が与えられるので、それに必要な危険物(化学物質)に関わる安全知識を養うことも目的としている。また、緊急時の事故対策の一つとして消火器利用の実施訓練を行い、火災のときの対処の仕方、心構えを身につけることを目的としている。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1) 安全の概念の理解と、安全に化学実験を行うための心構えを身につけることができる。
2) 化学物質が有するリスクとアセスメントの意義を説明できる。
3) 化学物質の管理の問題、関連法規を説明できる。
4) 化学物質と地球環境問題〜廃液、廃棄物、資源の問題を説明できる。
5) 緊急時の対応方法と火災時の対応方法、および心構えを身につけることができる。
6) 消火器の使用法を習得する。

キーワード

安全、化学物質、化学実験、安全データシート、廃液、廃棄物、環境問題、労働安全衛生法、消防法、毒劇物取締法

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

各講義の前半80分は、配布資料の内容をプロジェクターを使って解説する。講義後半は、講義内容に関する小テストとその解説(10分)に当てる。毎回出席を取ります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 基礎化学実験安全オリエンテーション 化学実験第一(100番台)などで学んだ実験の復習。講義時の課題の復習。
第2回 化学物質管理1〜労働安全衛生法、消防法 講義時に課した関係法令に関する小テストの復習。
第3回 実験廃液処理の重要性〜下水道法の歴史と水質汚染 講義時に課した関係法令や学内規則に関する小テストの復習。
第4回 化学物質管理2〜毒物及び劇物取締法、関連法規、GHSラベル、SDS 講義時に課した関係法令に関する小テストの復習。
第5回 化学物質と地球環境問題や健康影響 化学物質が及ぼしうる地球環境問題や健康影響を理解する。
第6回 消火器訓練 消火器の使い方の予習。
第7回 化学物質リスクアセスメント リスクの概念を理解する。
第8回 緊急時の対応〜地震、火災、救急 緊急時の対応に関して復習。期末課題の提示。

教科書

実験を安全に行うために 第8版 (化学同人)。その他、資料プリントを配布予定。

参考書、講義資料等

学生のための化学実験安全ガイド(東京化学同人)

成績評価の基準及び方法

講義時に課される課題(30%)、および学期末のレポート(70%)。

関連する科目

  • CHM.B205 : 無機・分析化学基礎実験
  • CHM.D205 : 有機化学基礎実験
  • CHM.C205 : 物理化学基礎実験
  • LAS.E101 : 環境安全論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

工藤史貴:kudo.f.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

工藤史貴:講義終了後、またはメールで事前予約し、教員室で質問に応じる。

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