2023年度 物理学特別講義発展第五十   Advanced Special Lectures in Physics L

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開講元
物理学コース
担当教員名
齊藤 志郎 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
PHY.P691
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義「超伝導回路を用いた量子情報技術」では、超伝導量子回路を用いた基礎研究から応用までを幅広く学んでいただきます。まずは、超伝導量子回路の定式化を説明し、基礎物理に係る研究を紹介します。次に量子センシングに繋がる研究と量子計算機の開発状況を解説します。
この講義の狙いは、超伝導量子回路の制御性の良さと拡張性を理解し、基礎研究から応用まで、いかに幅広い分野に適応されているかを学ぶことです。

到達目標

本講義を受講することによって、次の項目に関する理解を得ることを目標とします。
(1)超伝導回路を用いてどのように量子ビットを実現するのか。
(2)超伝導量子回路がどのような基礎物理の問題に挑戦できるのか。
(3)量子センシングへの応用と量子計算の発展

キーワード

超伝導量子回路、量子センシング、量子計算機

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

スライドを用いて講義を行います

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 超伝導回路を用いた量子情報技術の概要 超伝導回路を用いた量子情報技術の概要について理解する
第2回 超伝導量子回路 超伝導量子回路の基礎について理解する
第3回 巨視的非実在性の検証と量子電磁力学の探求 巨視的非実在性の検証と量子電磁力学の探求に関するこれ間の研究の概要を理解する
第4回 量子センシングへの応用 超伝導量子ビット技術の量子センシングへの応用の研究開発状況について学ぶ
第5回 超伝導量子計算機 超伝導量子ビットを用いた量子コンピューティング技術について学ぶ
第6回 量子エラー訂正 量子コンピューティングの重要なポイントである量子エラー訂正について学ぶ
第7回 超伝導ボソニック量子ビット 超伝導量子ビットに関する最新の研究展開として、理ボソニック量子ビットについて学ぶ

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

講義資料を提供する

成績評価の基準及び方法

レポート提出で評価する

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

指定なし

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