2023年度 物理学特別講義第五十一   Special Lectures in Physics LI

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開講元
物理学コース
担当教員名
浅野 勝晃 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
PHY.P592
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年5月29日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

宇宙における相対論的な天体現象を学ぶ。
特に高エネルギー粒子の生成現場・生成過程・そこからの放射過程を理解し、
今だ残っている未解決問題とその解決の道筋について考える。

到達目標

以下の項目について理解する。
・いかなる天体からいかなる高エネルギー放射が放たれているか
・ジェットの形成過程の標準的なモデル
・高エネルギー粒子の加速過程
・電波からガンマ線に至る非熱的な放射、ニュートリノの放射過程
・マルチメッセンジャー天文学の発展
・未解決問題と将来観測計画

キーワード

High-energy astrophysics (X/gamma-ray astronomy, cosmic-rays, cosmology ), Transient sources, Particle acceleration, Multi-messenger astronomy, Time-domain astronomy

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

スライドを中心に進めるが、適宜板書もする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 高エネルギー天体現象の観測的概略 高エネルギー天体現象の観測的概略について述べよ
第2回 超新星爆発・衝撃波・宇宙線加速 超新星爆発・衝撃波・宇宙線加速について述べよ
第3回 パルサー・パルサー星雲 パルサー・パルサー星雲について述べよ
第4回 ブラックホール連星 ブラックホール連星について述べよ
第5回 降着円盤・ブレーザー 降着円盤・ブレーザーについて述べよ
第6回 ガンマ線バースト ガンマ線バーストについて述べよ
第7回 最高エネルギー宇宙線・宇宙論との関わり 最高エネルギー宇宙線・宇宙論との関わりについて述べよ
第8回 マルチメッセンジャー天文学に関する将来計画 マルチメッセンジャー天文学に関する将来計画について述べよ

教科書

なし

参考書、講義資料等

講義資料はWebにアップロード予定

成績評価の基準及び方法

講義の最後にその場でレポートを作成し提出する。

関連する科目

  • PHY.F352 : 宇宙物理学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に無いが、幅広い物理の基礎を理解していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

浅野勝晃先生:asanok[at]icrr.u-tokyo.ac.jp

連絡担当:谷津
yatsu[at]hp.phys.titech.ac.jp
03-5734-2224

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