2016年度 ソフトマターの物理   Physics of Soft Matter

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開講元
物理学コース
担当教員名
江間 健司 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(H119B)  
クラス
-
科目コード
PHY.C451
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

ソフトマターの物理学に関して、下記の授業計画に沿って教授する

到達目標

ソフトマターとは何か、どのような研究が行なわれてきたか、物性物理学における他の分野とどのような相違、また共通点があるかを認識・理解することを目標およびテーマとする

キーワード

ソフトマター、 液晶、 リン脂質、 ゲル、 高分子、 相転移

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

基本的には下記の予定に従うが、学生からの要望に応じより詳細な内容を含めて行く。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ソフトマターとは何か(全体の概観) ソフトマターに含まれる具体的分野を述べよ。
第2回 液晶その1(代表的な相、発現機構) 代表的な液晶相について説明せよ。
第3回 液晶その2(主な理論的研究、Maier-Saupe理論、Landau-de Gennes理論) 液晶に関する主な理論的研究の例を挙げ、簡潔に説明せよ。
第4回 液晶その3(臨界現象を含む関連事項) 液晶相転移における臨界現象について述べよ。
第5回 両親媒性分子系その1(概観、リン脂質二重層膜の相転移の基本的事項) リン脂質二重層膜における相転移について述べよ。
第6回 両親媒性分子系その2(リン脂質二重層膜の相転移における理論的研究) リン脂質二重層膜の相転移における理論的研究の例を挙げて概説せよ。
第7回 その他のソフトマター (ゲル、高分子、マイクロエマルジョン等) その他のソフトマターについて例を挙げよ。
第8回 まとめ、最近の話題 ソフトマターの分野でこれまで行なわれてきた研究について概要を述べよ。

教科書

特に用いない

参考書、講義資料等

特に指定しない。

成績評価の基準及び方法

到達度を期末試験により評価する。

関連する科目

  • PHY.C445 : 表面物理学
  • PHY.S440 : 統計力学Ⅲ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない。

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