この講義では非線形偏微分方程式の数学解析で用いられる基本的手法の紹介をする.具体的には,不動点定理,写像度,変分法,分岐理論の入門的事項の解説をする.
本講義は直前に行われる「解析学特論E1」につづくものである.
非線型解析学における基本的方法の修得とその非線型偏微分方程式への応用の理解
非線形解析, 不動点定理,写像度,変分法,分岐理論
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
通常の講義形式で行う.適宜レポート課題を出題する.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 1. 準備 2. 不動点定理 3. 写像度 4. 変分法 5. 分岐理論 | 講義中に指示する. |
必要に応じて十分に行うこと
使用しない
- 増田久弥, 非線型数学,朝倉書店,1985.
- L. Nirenberg, Topics in Nonlinear Functional Analysis (Courant Lecture Notes), AMS, 2001.
出席およびレポート課題による
「解析学特論E1」を履修していること.