2018年度 代数学特論F   Advanced topics in Algebra F

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開講元
数学コース
担当教員名
加藤 文元 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(H116)  
クラス
-
科目コード
MTH.A502
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

p進体などの非アルキメデス的付値体上の解析幾何学を念頭においてTateやRaynaudによって構築されたリジッド幾何学は、現在では代数幾何学や数論幾何学のみならず、数学の様々な分野で重要になりつつある比較的に新しい幾何学の枠組みである。この講義ではリジッド幾何学の基礎について一通りの内容を網羅することを目標とする。

到達目標

(1) リジッド幾何学について一通りの基礎を身につける
(2) リジッド幾何学と形式幾何学の関係を理解する
(3) リジッド幾何学の応用の可能性について知見を深める

キーワード

リジッド幾何学、形式幾何学、非アルキメデス的一意化

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式による

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 リジッド解析空間(1) 講義中に指示する
第2回 リジッド解析空間(2) 講義中に指示する
第3回 形式幾何学との関係(1) 講義中に指示する
第4回 形式幾何学との関係(2) 講義中に指示する
第5回 GAGA (1) 講義中に指示する
第6回 GAGA (2) 講義中に指示する
第7回 応用(1) 講義中に指示する
第8回 応用(2) 講義中に指示する

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

『リジッド幾何学入門』岩波数学叢書,岩波書店,2013年(ISBN-10: 400075977)

成績評価の基準及び方法

上記レポートの解答状況による。詳細は講義中に指示する。

関連する科目

  • MTH.A501 : 代数学特論E
  • MTH.C301 : 複素解析第一
  • MTH.C302 : 複素解析第二
  • MTH.A201 : 代数学概論第一
  • MTH.A202 : 代数学概論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

学部程度の代数,複素関数論

その他

2016年度に大学院に入学した学生は、この科目を教職科目として使うことはできません。
本年度の履修登録に当たっては十分に注意をして下さい。

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