2024年度 代数学続論   Algebra III

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開講元
数学系
担当教員名
馬 昭平 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
MTH.A331
単位数
2
開講年度
2024年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義の主要なテーマは体の理論、特にガロア理論を中心とする体の拡大理論である。体の理論は現代数学を学ぶ際の基本の一つである。
本講義ではガロア対応などの体論の基本定理を習得し、また自然界に現れるいろいろな体(代数体、有限体、関数体、p進体)になじむことを目的とする。

到達目標

体の拡大に関するいろいろな性質を理解する。ガロア対応を理解する。いろいろな体の具体例になじむ。

キーワード

体、体の拡大、ガロア群、ガロア対応、有限体、p進体、数体、関数体

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式の講義中に演習形式を組み入れる

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 体とは 講義中に指示する
第2回 体の拡大 講義中に指示する
第3回 最小分解体、正規拡大 講義中に指示する
第4回 分離拡大と非分離拡大 講義中に指示する
第5回 ガロア拡大、ガロア対応 講義中に指示する
第6回 ガロア群の様々な計算例 講義中に指示する
第7回 ガロア理論と被覆空間 講義中に指示する
第8回 有限体 講義中に指示する
第9回 平方剰余の相互法則 講義中に指示する
第10回 2次体 講義中に指示する
第11回 数体 講義中に指示する
第12回 円分体:クロネッカー・ウェーバーの定理 講義中に指示する
第13回 クロネッカーの青春の夢 講義中に指示する
第14回 p進体 講義中に指示する

授業時間外学修(予習・復習等)

興味に従って好きなだけ勉強しなさい。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

藤崎源二郎『体とガロア理論』(岩波書店)
堀田良之「環と体」
加藤、斎藤、黒川「数論I」
セール「数論講義」

成績評価の基準及び方法

試験及び演習による。詳細は講義中に指示する。

関連する科目

  • MTH.A301 : 代数学第一
  • MTH.A302 : 代数学第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

数学が好きであること。

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