2018年度 代数学概論第一   Introduction to Algebra I

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開講元
数学系
担当教員名
内藤 聡  皆川 龍博 
授業形態
講義 / 演習
曜日・時限(講義室)
水3-4(H112)  木5-8(H112)  
クラス
-
科目コード
MTH.A201
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

代数学は数学的対象のもつ演算規則を抽象化・一般化した理論である。本講義の主要なテーマは、演算規則に関する基本的な概念と性質、および整数や多項式の抽象化・一般化である可換な環とそのイデアル、剰余環等の概念と性質である。偶数回目の授業では前回の講義内容に関する問題演習を行い、概念の定着を図る。本講義は、引き続き行われる「代数学概論第二」へ続くものである。

本講義で学ぶ内容は代数学全体の基礎であるだけでなく、解析学や幾何学等、他の分野においても必須である。また、直感に頼らずに論証を行う事は、数学のみならず全ての数理系科学において基本的な態度である。本講義では、集合と写像の概念に基づいた厳密な論証を行い、数学における論理の進め方の典型例も学ぶ。

到達目標

特に重要な概念である、整数環、多項式環、二項演算、同値関係、同値類、整数環の剰余環、多項式環の剰余環、等を理解し、習熟する事。また、これらについての基本的な性質を自力で証明できる様になる事。

キーワード

整数環、多項式環、二項演算、同値関係、同値類、整数環の剰余環、多項式環の剰余環

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - - -

授業の進め方

通常の講義形式による講義と問題演習形式の講義を交互に行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 自然数、整数環、有理数体、実数体、複素数体、多項式環 講義中に指示する。
第2回 自然数、整数環、有理数体、実数体、複素数体、多項式環に関する問題演習 講義中に指示する。
第3回 整数環、多項式環における剰余定理、因数定理 講義中に指示する。
第4回 整数環、多項式環における剰余定理、因数定理に関する問題演習 講義中に指示する。
第5回 集合と写像の基本概念、順序対、デカルト積 講義中に指示する。
第6回 集合と写像の基本概念、順序対、デカルト積に関する問題演習 講義中に指示する。
第7回 二項関係、二項演算 講義中に指示する。
第8回 二項関係、二項演算に関する問題演習 講義中に指示する。
第9回 同値関係、同値類 講義中に指示する。
第10回 同値関係、同値類に関する問題演習 講義中に指示する。
第11回 集合の同値類による分割 講義中に指示する。
第12回 集合の同値類による分割に関する問題演習 講義中に指示する。
第13回 整数環の剰余環、多項式環の剰余環 講義中に指示する。
第14回 整数環の剰余環、多項式環の剰余環に関する問題演習 講義中に指示する。
第15回 理解度確認 講義中に指示する。

教科書

中島匠一 : 代数と数論の基礎, 共立出版, 2000.

参考書、講義資料等

堀田良之:代数入門-環と加群-,裳華房, 1987.
高木貞治:代数学講義, 共立出版, 1965.
高木貞治:初等整数論講義, 共立出版, 1971.
アンドレ・ヴェイユ:初学者のための整数論(ちくま学芸文庫),筑摩書房,2010.

成績評価の基準及び方法

期末試験の点数, および演習における問題の解答状況により評価する. 詳細は講義中に指示する.

関連する科目

  • MTH.A202 : 代数学概論第二
  • MTH.A203 : 代数学概論第三
  • MTH.A204 : 代数学概論第四

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「線形代数学第一・演習」「線形代数学第二」「線形代数学演習第二」を履修していることを前提とする。

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