2019年度 物質情報基礎   Basic Materials Informatics

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開講元
物質・情報卓越教育課程
担当教員名
上野 隆史  東 正樹  福島 孝典  大河内 美奈  間中 孝彰  瀧ノ上 正浩 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(I124,B221)  
クラス
-
科目コード
TCM.A401
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年9月26日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義では、物質科学と情報科学をいかに融合し、様々な専門知識を有する研究につなげ、新しい領域を切り開くかについて、大学で実際に進められている研究を例にとって概説する。
物質と情報をリンクさせ、情報科学を駆使して複眼的・俯瞰的視点から発想することで、独創的な物質・情報研究を進める「複素人材」となる基礎技術の習得を狙いとする。
注)複素人材:物質科学、情報科学、そして社会サービスに関する事柄について、縦横無尽に活躍できる人材

到達目標

物質情報基礎を履修することにより,次の能力を修得する。
1)物質と情報の両分野にまたがる新しい方法や考え方を理解し,研究を評価する能力
2)専門知識を基礎として,物質・情報に関わる研究について議論する能力
3)論理的思考により,物質・情報の両分野に関わる実験結果を考察する能力

キーワード

物質、情報、学際領域

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

一つのテーマにつき1回の講義。大岡山及びすずかけ台の講義室からの遠隔配信。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 生体分子研究における物質科学と情報科学 生体分子研究における物質科学と情報科学の融合を説明できる
第2回 ビスマス・鉛含有機能性遷移金属ペロブスカイト化合物の材料設計 遷移金属酸化物研究における第一原理計算と実験の連携を理解する
第3回 DNAナノテクノロジーと情報科学による分子ロボティクス 分子ロボティクスが情報科学とDNAナノテクノロジーの融合による物質・情報融合技術であることを理解する
第4回 生体情報取得のためのフレキシブル有機エレクトロニクスに向けた材料設計 生体情報を取得のためのフレキシブル有機エレクトロニクスに向けた新たな材料開発について説明できる
第5回 機能性ペプチド探索における物質科学と情報科学 情報科学を利用した機能性ペプチドの探索について説明できる
第6回 有機半導体材料における電荷移動度評価と量子化学計算による理論予測 有機半導体材料の電荷移動度について、実験による評価とその理論予測について説明できる
第7回 なし なし

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特に指定しない。

成績評価の基準及び方法

毎回の講義で示される課題のうちから一つ選択し提出されるレポートにより評価

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

本授業科目は、TAC-MI登録学生優先科目であり、履修人数に制限があります。初回授業にてアンケートを実施し、希望者多数の場合、TAC-MI学生以外の学生については抽選とします。

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