最初の一回はガイダンスとシンポジウムによる導入として、複数の担当教員が自らの体験に基づき、外国語を学ぶ意義と楽しさについて語り合い、二週目からはそれぞれの外国語を専門とする教員が、言語の背景となる文化、地理、社会、歴史などの紹介も含め、各国語についてリレー形式で講義する。(Qごとに、古典ギリシア語・ラテン語および独・仏・中・露・スペイン語のうち三か国語ずつについて講義。例えば、第2Qでフランス語・ロシア語・中国語の場合、第3Qではスペイン語・古典語・ドイツ語。)
本講義は翌年度、英語以外の新たな外国語学習を始める学生たちに、その前提となる考え方を紹介し、外国語を学ぶ面白さを伝えることを狙いとする。外国語を知ることは、自分の発想を変え、その言語を基底に成り立つ異文化に分け入っていく道のりでもある。本講義を通して、受講者は、どの言語も単なるコミュニケーションの道具ではなく、その言語圏の文化や歴史の結晶であり、それぞれの地域の人々の世界観を反映するものであると実感することになる。
1.言葉が内包している、歴史、文化、風土、精神に気づく。
2.母語とは違うそれぞれの言語独特の発想があることを知る。
・外国語学習
・言語の歴史と文化
・国際的なコミュニケーション
・フランス語、ロシア語、中国語
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
導入として、外国語学習をめぐるさまざまな体験を、教員によるシンポジウムで紹介したのち、各国語に焦点をあて、その歴史や文化について講義する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | はじめに――なぜ外国語を学ぶのか シンポジウム――外国語を学ぶ楽しみ | 授業内で指示する。 |
第2回 | スペイン語と歴史・文化・生活Ⅰ | 授業内で指示する。 |
第3回 | スペイン語と歴史・文化・生活Ⅱ | 授業内で指示する。 |
第4回 | 古典語――ギリシア・ラテンⅠ | 授業内で指示する。 |
第5回 | 古典語――ギリシア・ラテンⅡ | 授業内で指示する。 |
第6回 | ドイツ語と歴史・文化・生活Ⅰ | 授業内で指示する。 |
第7回 | ドイツ語と歴史・文化・生活Ⅱ | 授業内で指示する。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし
特になし(講義内で適宜指示します)
授業への参加度(レスポンスカードなど、40%)および課題レポート(60%)によって評価します。
特になし
とくになし