2023年度 バイオ機器分析   Instrumental Analysis in Bioscience

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開講元
生命理工学系
担当教員名
蒲池 利章  村上 聡  三原 久和  丸山 厚  石井 佳誉  清尾 康志  長田 俊哉  赤間 啓之  藤枝 俊宣  林 宣宏  野澤 佳世  門之園 哲哉  近藤 徹 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(M-278(H121))  金3-4(M-278(H121))  
クラス
-
科目コード
LST.A242
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2023年10月2日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

可視・紫外吸収スペクトル,蛍光スペクトル,円二色性スペクトル,核磁気共鳴吸収スペクトル,電子スピン共各種顕微鏡法,X線分析,質量分析,クロマトグラフィー,電気泳動,免疫測定、顕微鏡などの各種機器分析法およびデータ解析・誤差論を解説する。測定と分析の原理を学び、その特徴、有効性を理解することを目的とする。ライフサイエンス分野において、これら多様な手法を駆使できるようになることが狙いである。合わせて、諸方法の基本となっている物理学・化学の原理・法則を理解し、科学技術を探求・発展・利用する能力を涵養する。

履修人数制限が必要な場合には、生命理工学院の学生を優先することがあります。

到達目標

1)ライスサイエンス分野における各種機器分析法の原理、適用の有効性と限界、特徴を理解する。
2)様々な物理的・化学的・生物学的事象を機器により測定し、得られたデータを定量的に議論できる。
3)生物学的な現象を物理化学的にとらえ、説明できる。
4)分光学的な各種計測原理を、波・音・光、電気と磁気、原子・電子・原子核といった基本を理解し、説明できる。
5)多様な機器分析法を学ぶことにより、物理学や化学の基礎的学問を、科学技術に発展し利用する探求活動について造詣を深める。

キーワード

機器分析、分光学、顕微鏡、クロマトグラフィー、フローサイトメトリー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義で、機器分析の理論と実践に関して解説します。また、毎回の講義後に、小テストまたはレポートを課します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 クロマトグラフィー クロマトグラフィーに関する理論と実践
第2回 データ解析・誤差論 データ解析・誤差論に関する理論と実践
第3回 電気泳動 電気泳動に関する理論と実践
第4回 フローサイトメトリー フローサイトメトリーに関する理論と実践
第5回 磁気共鳴の理論、ESR NMRおよびESRの理論
第6回 NMRおよびIRスペクトル NMRおよびIRスペクトルに関する理論と実践
第7回 マススペクトル マススペクトルに関する理論と実践
第8回 円⼆⾊性スペクトル 円⼆⾊性スペクトルに関する理論と実践
第9回 蛍光スペクトル 蛍光スペクトルに関する理論と実践
第10回 一分子分光 一分子分光に関する理論と実践
第11回 免疫化学測定 免疫化学測定に関する理論と実践
第12回 X線分析 X線分析に関する理論と実践
第13回 顕微鏡 顕微鏡に関する理論と実践
第14回 磁気共鳴イメージング 磁気共鳴イメージングに関する理論と実践

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

「バイオ機器分析入門」(相澤益男,山田秀典編,講談社サイエンティフィク)を教科書として使用する。

参考書、講義資料等

“アトキンス物理化学(上) (下) 第8版” Atkins他,東京化学同人

成績評価の基準及び方法

毎回の講義後に、小テストを行い評価する。

関連する科目

  • なし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

履修人数制限が必要な場合には、生命理工学院の学生を優先することがあります

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