情報基礎学で学んだ基礎概念を基に,情報工学に関するより高度の概念や理論の基礎について講ずる。
計算の原理,計算モデルを様々な角度から述べ,“計算”の本質を講義していく。
チューリング機械,帰納的関数,λ計算,計算可能性の理論に関する初等的取り扱いができるようになる。
チューリング機械,帰納的関数,λ計算,計算可能性
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義の後に、中間試験・期末試験を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | チューリング機械1:チューリング機械とは | 各講義の後には,講義内容を復習すること.教科書の演習問題を活用するとよい. |
第2回 | チューリング機械2:データの二進コード化 | 講義中で指定する. |
第3回 | チューリング機械3:万能チューリング機械 | 講義中で指定する. |
第4回 | チューリング機械4:計算可能性 | 講義中で指定する. |
第5回 | 帰納的関数1:帰納的関数とは | 講義中で指定する. |
第6回 | 帰納的関数2:ゲーデル数によるデータの表現 | 講義中で指定する. |
第7回 | 中間試験 | 講義中で指定する. |
第8回 | 帰納的関数3:帰納的関数の計算可能性 | 講義中で指定する. |
第9回 | 帰納的関数4:帰納的関数と計算可能性の等価性 | 講義中で指定する. |
第10回 | ラムダ計算1:ラムダ計算とは | 講義中で指定する. |
第11回 | ラムダ計算2:ラムダ式によるデータの表現 | 講義中で指定する. |
第12回 | ラムダ計算3:ラムダ計算の計算可能性 | 講義中で指定する. |
第13回 | まとめ | 講義中で指定する. |
第14回 | 期末試験 | 講義中で指定する. |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
渡辺 治,米崎 直樹,『計算論入門』 日本評論社
特になし
クイズ(60%)と中間試験(20%)と期末試験(20%)により評価する。
情報基礎学第一および第二の単位を修得していること、または同等の知識があること。
T2SCHOLAによるオンデマンド授業を行う。詳細は以下サイトを参照のこと。
http://www.net.c.titech.ac.jp/lecture/comp/