本講義では、全4回の集中講義で、起業家に必要な製品設計と製品開発の知識を、3Dプリンティングの実体験や討議を通じて学ぶ。具体的には、事例研究とクラス討議、現場観察、グループワーク、3Dモデリングと3Dプリンティングの実習を行い、起業に近づける。
本講義を履修した学生が起業家に必要な製品設計と製品開発の知識を、3Dプリンティングの実体験や討議を通じて学ぶ。実際に起業するときに、迷わず具体的な手が打てるようになることを目標とする。
製品設計、製品開発、3Dモデリング、3Dプリンティング
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
・ まず、事例研究とクラス討議を通じて、製品設計と製品開発の基礎を学ぶ
・ 次に、受講者自らが現場観察によって身の回りから「設計の工夫が埋め込まれた製品(や部品)」を見つけ出し、その価値を評価する
・ さらに、グループワークによって独自デザインの製品を設計する
・ そして、3Dプリンタを用いてその製品を実際に形にする
・ 最後に、学生による修得プレゼンと講評を行う
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション:製品設計と製品開発 | 製品設計と製品開発の全体像を理解する。 |
第2回 | クラス討議:日本のものづくりの強みと弱み | 日本のものづくりの強みと弱み、について説明できる。 |
第3回 | ワークショップ:「小さな形」の収集と価値付けワーク | 現場観察によって「設計の工夫が埋め込まれた製品(や部品)」を見つけ出し、その価値を評価する |
第4回 | クラス討議:破壊的イノベーション | 破壊的イノベーション、について説明できる。 |
第5回 | ワークショップ:「小さな形」の価値付けワーク | グループメンバーが見つけた「設計の工夫が埋め込まれた製品(や部品)」について、グループ活動を通じてその価値を評価・発見する。 |
第6回 | ワークショップ:「小さな形」のデザイン | 独自の「小さな形」を設計する。 |
第7回 | ワークショップ:3Dモデリング基礎 | 3Dモデリングの基礎、について理解する。 |
第8回 | クラス討議:ケース「インクス2001」 | 精密部品の設計、試作、量産、について実際の企業事例をもとに説明できる。 |
第9回 | 講演:「日本製造業の三次元化の歴史と未来」 | 日本製造業の三次元化のこれまでの歴史とこれから起こりそうな未来、について説明できる。 |
第10回 | ワークショップ:「小さな形」のデザイン(再) | 独自の「小さな形」を設計する。 |
第11回 | ワークショップ:3Dモデリング実践編 | 3D CADを用いて設計できる。 |
第12回 | ワークショップ:3Dプリンティング | 3Dプリンタを用いて物を実現できる。 |
第13回 | 学生プレゼンテーションと講評(1) | グループ活動の成果を発表する。 |
第14回 | Present the output of the group activities. | グループ活動の成果を発表する。 |
第15回 | 総括講義 | 製品設計と製品開発に関して修得したことを説明できる。 |
講義内で配布
講義内で配布
個人提出物 30%、期末プレゼン 50%、相互評価 20%
特に無し。
夏休み期間中に集中講義を実施する予定。担当教員と内容に変更がある予定。