社会的な課題を自ら発見・調査し,その解決のための方策を提示し,さらに解決のためのシステムを実現させるプロジェクトをグループ単位で実施する.プロジェクトの対象は人間が関わるものであることが望ましい.必要となるシステムの分析,設計,実装には必要に応じてオブジェクト指向を適用する.システムはソフトウェアだけでなく,ハードウェアを含むこともできる.プロジェクトの進行の管理も大切な要素である.
課題を主体的に発見し,その解決方法を提案するプロセスを体験し,そのために必要な能力を習得させることを目的とする.
社会的な課題を発見・分析し,それを解決するための方策の提案をおこない,必要となるシステムの設計・実装をグループで協力して行えるようになることを目標とする.加えて,グループ内での技術的なコミュニケーション,プロジェクト進行の計画と管理,プロジェクトのための効果的なプレゼンテーションを行えることも目標とする
システム分析,システム設計,システム製作,オブジェクト指向,プロジェクト管理,人間と関わるシステム
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
数名で構成される班に別れ,班ごとに独自の開発のターゲットを模索・設定し,それを実現するためのシステムの分析・設計・実装を行う.合計3回の発表会を行う.
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション,班分け | リサーチ活動 |
第2回 | グループワーク(テーマ検討,要求分析) | 要求分析 |
第3回 | グループワーク(テーマ検討,要求分析),テーマ報告会の準備 | テーマ報告会の準備 |
第4回 | テーマ報告会 | |
第5回 | グループワーク(システム分析,システム設計) | システム分析・システム設計 |
第6回 | グループワーク(システム分析,システム設計) | システム分析・システム設計 |
第7回 | グループワーク(システム分析,システム設計) | システム分析・システム設計 |
第8回 | 中間発表会の準備 | |
第9回 | 中間発表会 | |
第10回 | グループワーク(システム実装) | システム実装 |
第11回 | グループワーク(システム実装) | システム実装 |
第12回 | グループワーク(システム実装) | システム実装 |
第13回 | グループワーク(システム実装) | システム実装 |
第14回 | 最終発表会の準備 | |
第15回 | 最終発表会 |
なし
なし
目標設定,プロジェクト進行,成果物などに関して,発表会におけるプレゼンテーションに基づく評価(75%)
プロジェクトの各段階への寄与などに関して,グループ内における個人的な相互評価(25%)
プログラミング演習が履修済みであることが望ましい