2021年度 宇宙地球科学A B   Earth and Space Sciences A B

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開講元
理工系教養科目
担当教員名
中本 泰史  横山 哲也  上野 雄一郎  井田 茂  玄田 英典 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(W241,W242)  金7-8(W241,W242)  
クラス
B
科目コード
LAS.A101
単位数
2
開講年度
2021年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

大学生の教養としての現代的宇宙科学・天文学,地球科学の基本的内容を講義する。
宇宙地球科学Aでは特に,宇宙を構成している物質の観点から,宇宙や銀河,恒星,元素合成,太陽系,惑星,地球,地球生命といった宇宙の構造と動きを理解する。私たちの太陽系の起源と,地球の構造,地球環境と地球生命の進化などについて,最先端の研究成果も交えて紹介する。

到達目標

現代の宇宙観と地球観,およびそれらを形づくる基本的な考え方を理解する。主に高校までの物理学、数学、化学により理解することを目標とする。

キーワード

宇宙物理学、惑星物理学、宇宙化学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

始めに前回講義の内容を復習し,その後,適宜演習を交えながらその日の内容を講義する。
授業計画にある各回の内容は,講義の順番が変更になる場合がある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 宇宙と地球の物質循環概観 宇宙と地球における物質生成,循環などを概観する
第2回 元素・物質の起源 元素と原子核,ビッグバン元素合成
第3回 恒星内部での元素合成 主系列星の元素合成
第4回 恒星の進化と宇宙の物質循環 主系列後の元素合成,物質循環
第5回 太陽系 太陽と惑星,構造
第6回 隕石年代学 隕石、放射性同位体を用いた年代学
第7回 太陽系形成論 太陽系の形成シナリオ
第8回 太陽系の化学進化 太陽系元素存在度,分化過程
第9回 地球型惑星の内部構造 地殻・マントル・核,リソスフェア
第10回 地球を構成する岩石 火成岩岩石学,分化過程
第11回 固体地球の進化 プレートテクトニクス
第12回 惑星環境の進化 大気進化,初期大気,酸化過程,大陸成長
第13回 地球生命の進化 生命史,地球と生命の共進化・相互作用
第14回 アストロバイオロジー 地球外生命

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

宇宙地球科学,佐藤文衛・綱川秀夫著,講談社

参考書、講義資料等

参考文献,参考資料は授業で適宜紹介する。

成績評価の基準及び方法

講義内容についての理解度を評価する。演習や課題レポートで評価する。期末試験は実施しない。

関連する科目

  • LAS.A102 : 宇宙地球科学B
  • LAS.A110 : 宇宙地球科学基礎ラボ(地球物理)
  • LAS.A111 : 宇宙地球科学基礎ラボ(地球物質)
  • LAS.A112 : 宇宙地球科学基礎ラボ(天文宇宙)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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