空間図形の理解と空間把握力を養うことを目的に図法幾何学を学ぶ。図法幾何学は,図形問題を数式を使わずに紙面上で適当な図形変換を行うことによって解を導くことを基本とする学問である。
講義では第三角法に基づく図法幾何学について解説する。また演習では講義に関連する図形問題を解くことによって理解を深める。
図学・図形科学1に続いて二次元の情報から立体をイメージする力を養う。図法幾何学の理解と基本的な図形問題が解ける力を習得する。
相貫、等測図、斜軸測投影図、透視図、立体の展開
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義と演習を交互に行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 第1回講義:立体同士が相貫する共通線の求め方 | 図学・図形科学1の理解を確認する問題 |
第2回 | 第1回演習:立体同士が相貫する共通線の求め方 | 第1回講義に関する演習問題 |
第3回 | 第2回講義:等測図および斜軸測投影図の原理と描き方 | |
第4回 | 第2回演習:等測図および斜軸測投影図の原理と描き方 | 第2回講義に関する演習問題 |
第5回 | 第3回講義:透視図の原理と描き方 | |
第6回 | 第3回演習:透視図の原理と描き方 | 第3回講義に関する演習問題 |
第7回 | 第4回講義:立体の展開 | |
第8回 | 第4回演習:立体の展開 | 第4回講義に関する演習問題 |
例題で学ぶ図学-第三角法による図法幾何学(森北出版)ISBN 978-4-627-66731-0
講義資料は講義中に配布する。
演習問題の成績(30%)と期末試験の成績(70%)で算出する。
図学・図形科学1を履修していることが望ましい。