2016年度 無機化学基礎 P   Basic Inorganic Chemistry

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開講元
理工系教養科目
担当教員名
石谷 治 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金1-2(W241)  
クラス
P
科目コード
LAS.C101
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では,結合や構造,反応などの無機化学の基本事項を扱う.基本事項としては,原子の構造,化学結合の性質,結晶構造と物性,酸・塩基,酸化・還元について説明する.
 本学学生として必要な理工系基礎科目の一つとして,化学分野の無機化学の基礎について講義する.本科目を通して,化学に関する知識,方法や考え方が修得できるようにする.

到達目標

 本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 原子の構造,元素の一般的性質と周期性を説明できる.
2) 無機化合物の結合,構造について基本的な概念を説明できる.
3) 無機化合物の結晶構造と物性の関連について説明できる.
4) 無機化学の基本反応,酸・塩基,酸化・還元について説明できる.

キーワード

原子の構造,周期律,無機化合物,化学結合,結晶構造,酸・塩基,酸化・還元

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業計画に従って,基本的に1回の授業で教科書1章分の内容を取り扱う.講義は,基本事項の説明,演習問題の解説および関連トピックの紹介からなる.担当教員の指示にしたがい,授業外の十分な予習・復習が必要である.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 原子の構造  電子の軌道,量子数,同位体 教科書1章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第2回 元素と周期律  電子配置,共有・イオン半径,イオン化エネルギー,電子親和力,電気陰性度 教科書2章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第3回 共有結合と分子構造  共有結合,オクテット則,混成軌道,VSEPR理論 教科書3章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第4回 固体化学(1)  結晶構造と性質 教科書4章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第5回 固体化学(2)  化学結合、電子構造と性質 教科書5章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第6回 配位結合と金属錯体  遷移金属,配位結合,配位化合物 教科書6章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第7回 化学反応の基礎  酸・塩基と酸化・還元 教科書7章を事前に読み,基本的な内容を理解する.関連した内容の演習問題.
第8回 化学反応の基礎 元素の利用 全体のまとめ 教科書7章を事前に読み,基本的な内容を理解する.全般の内容の演習問題.

教科書

所定のテキストを用いる

参考書、講義資料等

特になし.
OCW-iで資料が提供される場合がある.

成績評価の基準及び方法

講義で説明した無機化学の基礎に関する事項を理解しているか,期末試験で評価する.

関連する科目

  • LAS.C110 : 化学実験第一
  • LAS.C112 : 化学実験第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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