本演習では、電磁気学基礎1、2の講義内容についての演習を行う。提示された問題を解き、その説明を行うことにより、電磁気基礎1、2の講義内容の確実な理解と応用力を養う。
本演習を履修することにより,以下の知識と能力を修得する。
1) 方程式で表された電磁気学問題の数学的解を求めることができ,数学的解が意味する物理を説明できる。
2) 物理の問題を解くための手法と考え方を身につけることができる。
クーロンの法則,電場に関するガウスの法則,ビオ・サバールの法則,磁束密度に関するガウスの法則,アンペールの法則,ファラデーの法則,マクスウェル・アンペールの法則,マクスウェル方程式
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本演習は隔週で、物理学実験第二と交互に行う。学生は配布された問題を解き、解答の説明を自ら行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ベクトル解析 | ガウスの定理、ストークスの定理を簡単な例に適用できるようになる |
第2回 | 静電場 | 簡単な例での静電場を計算できるようになる |
第3回 | 静電エネルギー | 簡単な例での静電エネルギーを計算できるようになる |
第4回 | 電流と磁束密度 | 簡単な例での電流と磁束密度を計算できるようになる |
第5回 | アンペールの法則 | アンペールの法則を簡単な例に適用できるようになる。 |
第6回 | 電磁誘導 | 簡単な例で電磁誘導の計算ができるようになる |
第7回 | 変位電流 | 簡単な例で変位電流を計算できるようになる |
第8回 | マクスウェル方程式 | マクスウェル方程式を種々の状況に適用できるようになる。 |
田中秀数著 電磁気学 培風館
必要に応じて授業中に挙げる
課題問題を解き、その解説を行うなどの受講状況とレポートの点を総合的に評価
履修の条件を設けない。