2023年度 伝統技術と国際共修特論   Advanced Course of Traditional Technology and Intercultural Co-learning

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開講元
広域教養科目
担当教員名
村上 理映  太田 絵里  渡邊 玄  小林 郁夫  松崎 由理  嘉村 賢州  BEKTAS YAKUP 
授業形態
講義 /    (ブレンド型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-8  
クラス
-
科目コード
LAW.X440
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2023年4月6日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

講義, オンライン教材(SPOCs)による自主学習,情報収集,日本人学生と海外出身の学生との国際共修(異文化グループワーク,実習)を通じて、
1. 伝統技術(たたら製鉄)への理解を深める。
2. プロダクトデザインやマーケティングの手法を学び、提案する。

基本的に毎週水曜日の講義だが、週末に行われることもあるため、日程を確認すること。

到達目標

1. 各国(母国含む)の伝統的な製鉄技術,関連する産業,歴史的・文化的・社会的背景,伝統鉄の利用等を理解し,誇れる点を見出す。
2. 異文化グループワークを通じ,相互理解を深め,国際共修に必要なスキル(国際協働力)を習得する。
3. 市場価値を生み出す方法について学び、製品のアイデアを企画する。
4. たたら製鉄から造られる和鉄を例とし,多面的でグローバルな視点から,各国(母国含む)で展開できる伝統技術の復興・発展の提案を行う。

キーワード

伝統技術、たたら製鉄、国際共修、プロダクトデザイン

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)
国際教養力、課題設定力

授業の進め方

1. 講義,オンライン教材(SPOCs)による学習
2. 伝統的な製鉄技術,関連する産業,歴史的・文化的・社会的背景,伝統鉄の利用に関する情報収集
3. 異文化グループワークによる情報共有
4. プロダクトデザインおよびマーケティングに関する講義およびワークショップ
5. ①製鉄所見学,②炭切り,③たたら製鉄(簡易版),④鍛冶体験(ペーパーナイフづくり),④日本刀鑑賞の実習実技
6. 授業内外のグループワークによる,歴史的・文化的・社会的背景等を考慮した, 伝統技術の復興・発展とプロダクトデザイン・マーケティングの提案
7. 6の提案に基づき, 自身が興味ある部分に焦点を当ててさらに掘り下げ, 各自で提案レポートを作成
8. 7で提案する内容の,具体的なPRコンテンツ(ウェブ,ポスター,ビデオ等)を作成

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 5月10日(水):5-8限 13:45-17:20  @大岡山 S2-202 (S223) <講義> グループ分け発表,講義 <個人課題> ①オンライン教材の視聴を通じた自習と,クイズへの回答 ②各国の製鉄について調べ,10分の発表資料を準備。 【5月17日(水)9:00まで】
第2回 5月17日(水):5-8限 13:45-17:20 @大岡山 S2-202 (S223) 13:45-15:00 <グループワーク> 調べてきたことをグループ内で共有 15:15-17:20 <講義・グループワーク> ブレーンストーミング <グループ課題> ①提案トピックの候補を考え、グループワークを進めておく 【5月31日(水)9:00までの進捗を共有フォルダーで確認】 <個人課題> ①オリジナル教材を参照し、課題を見つける(参考資料配布) ② ①の内容について、レポート作成(英800words) 【5月31日(水)まで】
第3回 5月24日(水)12:50-18:00 @川崎市 <実習> 製鉄所見学 川崎駅集合・解散 <個人課題> 見学後の感想(英800words) 【5月31日(水)まで】
第4回 5月31日(水):5-8限13:45-17:20 @すずかけ台 G1-109(G115) 13:45-14:30 <講義> 刀鍛冶ビデオ鑑賞 14:30-17:20 <実習> 炭切り <グループ課題> ①提案トピックの候補を考え、グループワークを進めておく。 【6月7日(水)9:00に共有フォルダーを確認】
第5回 6月10日(土):08:50-17:00  @すずかけ台 G1-109(G115) < 実習> たたら製鉄(簡易版),鍛冶体験(ペーパーナイフづくり) *予備日:6月17日(土) <グループ課題> ①提案トピックの候補を考え、グループワークを進めておく ②提案トピックの候補3つ程度と背景情報について 【6月14日(水)9:00に共有フォルダーで確認(②を提出】
第6回 6月11(日)10:00-13:00 @大岡山 S4-202 (S422) 〈講義・グループワーク〉 外部講師によるデザイン思考ワークショップ(ToTAL合同) 後日提示
第7回 6月14日(水):5-8限 13:45-17:20 @大岡山 S2-202 (S223) < 講義・グループワーク> 外部講師によるマーケティング・プロダクトデザインワークショップ <グループ課題> ①グループワークを進めておく ②中間発表スライドを提出 【6月21日(水)9:00に共有フォルダーで確認】
第8回 6月21日(水):5-8限 13:45-17:20 @大岡山 S2-202 (S223) 13:45-15:00 < 講義> 外部講師によるたたら製鉄と町おこし関連事業紹介 質疑応答 15:15-17:20 <発表> 中間発表と外部講師による講評 <グループ課題> ①グループワークを進めておく 【6月28日(水)9:00に共有フォルダーで確認】 <個人課題> ①講義感想文(英語500 words) 【6月28日(水)9:00まで】
第9回 6月24日(土):10:00-17:00 @千葉市 <講義・実習> 刀匠宅にて日本刀に関する講義,日本刀鑑賞 <グループ課題> ①グループワークを進めておく ②提案トピックと内容を決定。 【6月28日(水)9:00に、共有フォルダー確認(②を提出)】
第10回 6月28日(水):5-8限 13:45-17:20  @大岡山 S2-202 (S223) < グループワーク> グループワーク、進捗報告 <グループ課題> ①グループワークを進めておく ②グループ提案発表スライドを提出 【7月3日(月)9:00までに発表スライド提出】
第11回 7月1日(土):10:00-13:00 @大岡山 S4-202 (S422) 〈講義・グループワーク〉 外部講師によるデザイン思考ワークショップ(ToTAL合同) 後日提示
第12回 7月5日(水):5₋8限 13:45-17:20 @大岡山 S2-202 (S223) <最終発表> 最終グループ提案発表 <個人課題> ①各グループへの感想・コメント(100 words/group) 【7月7日(金)9:00まで】 ②提案報告書を作成。 (英語 2000 words) ③個人エッセイ(日本語900字または英語450words) ④「②」についてのPRコンテンツ(ウェブ,ポスター,ビデオから1つ)を作成。(英語) 【7月19日(水)9:00まで】

教科書

SPOCsのコンテンツ、及び必要に応じて資料を提供

参考書、講義資料等

N/A

成績評価の基準及び方法

講義への参加:10%
自国の伝統技術についての調査:20%
実習での取り組み:10%
グループワークへの貢献:30%
グループ提案発表(グループ評価):10%
個人エッセイ、個人提案レポート及び発信コンテンツ:20%

関連する科目

  • LAW.X353 : 伝統技術と国際共修

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

1.英語で留学生とコミュニケーションできる語学力(TOEIC750点またはTOEFL-iBT80点相当程度)を有すること。
2.日本の伝統技術(たたら製鉄)、その産物である伝統的和鉄に興味があること。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

グローバル人材育成推進支援室 グローバル理工人育成コース(村上・太田):ghrd.info[at]jim.titech.ac.jp

オフィスアワー

設定しない。
必要に応じて、グローバル人材育成推進室 グローバル理工人育成コースに、メールでコンタクトをとること。

その他

グローバル理工人コースの所属生と、留学生を優先する。
履修者多数の場合は,コースの修了に向けての履修状況等を検討し,選考を行う可能性がある。
最後の各自の報告書は、英語で作成すること。
グループワークや実習の準備の都合上、1Q-2Qの履修申告期間中に、履修申告をすること。

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