2022年度 グローバル理工人入門 3   Introductory Course for Global Scientists and Engineers 3

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開講元
広域教養科目
担当教員名
村上 理映  太田 絵里 
授業形態
講義 / 演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(H131,W241)  
クラス
3
科目コード
LAW.X101
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年10月26日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

世界のグローバル化に伴い、キャリアの形成に関しても、グローバルな視点を養うことが求められる。本講義では世界のグローバル化の現状について理解するため、課題解決型学習(PBL)を行う。

本講義のねらいは次の通りである。
1)「多文化共生社会」について、次の4点から考察する。
①自分の属する社会と異なる社会の相違点の理解
②自分の専門分野と社会のかかわりの理解
③自分の行動の世界の課題への影響についての理解
④諸外国の課題への理解と解決案に関する提案。

2)「多文化共生社会」について考察した上で、自分の興味ある分野について、将来活躍する方法を検討し、必要な準備に取り組み組めるようになる。また、PBL形式の講義により、履修生は、課題発見・解決力および異文化チームワーク力を身に着ける。

本講義は、現在3つのクラスに分かれている。具体的な違いは以下の通り。
グローバル理工人入門1:2Q夏休み集中講義、使用言語:英語、    要件:TOEIC 750以上程度の英語力
グローバル理工人入門3:4Q通常講義(火)、使用言語:日本語・英語、英語力の履修要件なし
グローバル理工人入門4:4Q通常講義(金)、使用言語:日本語・英語、英語力の履修要件なし

到達目標

本授業は、教員によるオリエンテーション、ゲストスピーカーによるビデオ講義の視聴、グループワーク、発表、最終レポートで構成される。グループワークには、留学生が各グループに1名、TAとして参加し、出身国の基礎情報や、出身国が直面する課題に関する情報を提供する。履修者は、これらの情報に基づき、TAのサポートの下で、PBL(Problem Based Learning)を通じたグループワークに取り組み、世界各国の課題を理解する。履修者は、チームで作業する際に必要な調整、意見交換、役割分担などを経験し、チームワーク力を身に付ける。

キーワード

グローバリゼーション、多文化社会、社会の諸問題、問題解決、異文化チームワーク, PBL

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

グループワークでは、TAである東工大の留学生の出身国の特徴(課題、又は、アピールしたい点)を参考にし、グループワークのトピックを決める。留学生からの情報を基に、トピックに関する資料を収集した上で、その背景、特質を明らかにし、調査対象国の課題解決・発展のための提案を行う。

なお、1/11(水)グローバル理工人育成コース シンポジウム (クラス3,4共通)は、授業の一環であるため、必ず参加すること。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 12/6(火)導入、講義 1)国内外の事例調査の方法・グループワークプロジェクトについての説明 2)文献調査,データ収集の演習 1)ビデオ講義視聴・クイズへの回答と感想文提出 2)希望調査国フォーム記入
第2回 12/13(火)講義、グループワーク 1)グループ分け発表 2)参考文献の役割と書き方説明 3)グループワーク開始 1)講義外グループワーク活動報告 2)トピック発表の準備
第3回 12/20(火)トピック発表,講義,グループワーク 1)グループトピック発表 2)データ比較と考察、オンラインインタビュー調査の説明 3)グループワーク:役割分担、調査方法、情報収集方法等について決定 1)講義外グループワーク活動報告 2)データ比較および考察表の提出
第4回 12/27(火)講義・グループワーク 1) 社会科学の課題解決の考え方の説明 2) グループワーク: 調査国の基礎データ;調査方法;調査結果;問題点の共有・議論 1) 講義外グループワーク活動報告 2) ビデオ講義視聴・クイズへの回答と感想文提出
第5回 1/10(火)講義・グループワーク 1)最終発表に向けての確認 2)グループワーク:問題に対する提案,調査対象国と日本の協力関係 講義外グループワーク活動報告
第6回 1/17(火)グループ最終発表1 1)講義外グループワーク活動報告 2)グループ発表1への感想文提出
第7回 1/24(火)グループ最終発表2 1)講義外グループワーク活動報告 2)グループ発表2への感想文提出
第8回 1/11(水)【日程注意】 グローバル理工人コースシンポジウム 詳細は決定次第 感想文提出

教科書

なし

参考書、講義資料等

必要に応じて講義ごとに配布

成績評価の基準及び方法

1)グループワークでのパフォーマンス(個別評価)10%
2)グループワーク活動報告、講義・発表・シンポジウム感想文(個別評価)10%
3)最終報告書の担当部分(個別評価)30%
4)最終報告書の個別感想文(個別評価)30%
5)最終報告書全体(グループ全体評価) 10%
6)グループ最終発表(グループ全体評価) 10%

関連する科目

  • LAW.X201 : グローバル理工人概論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

グローバル理工人育成コースに所属申請を行うこと。
クラス1を履修するには、TOEIC 750 程度の英語力とディスカッション能力を有していること。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

グローバル人材育成推進支援室(グローバル理工人コース)(担当:太田・村上)

オフィスアワー

By appointment

その他

[開講スケジュール]
・クラスによって異なるため、注意すること。
・クラス3(火曜日)、クラス4(金曜日):4Q(クラス3とクラス4は同じ内容なので、いずれかのクラスを履修してください)
・1/11(水)グローバル理工人育成コース シンポジウム (クラス3,4共通)は授業の一環なので、必ず参加してください。

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