2021年度 グローバル理工人共修 1   Co-learning for Global Scientists and Engineers 1

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開講元
広域教養科目
担当教員名
村上 理映  太田 絵里 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (W831)  
クラス
-
科目コード
LAW.X359
単位数
2
開講年度
2021年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2021年10月25日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

講義,情報収集,日本人学生とタイ・チュラロンコン大学(以下、チュラ大)の学生との混合グループワークを通じ, 1)社会課題を解決するxRの社会実装への理解を深め,2)国際共修を行う。

到達目標

1) ニューノーマル社会におけるxR技術の動向と,その実装の現状について,文化的・社会的背景、社会課題と結び付けて理解する。
2) 異文化グループワークを通じて国際意識を醸成し,相互理解を深め、国際共修に必要なスキル(国際協働力)を習得する。
3) 分析力、批判的思考力を身につける。。
4) ニューノーマル社会における課題の解決のためのxR技術の社会実装のアイデアを多面的な視座から見出すことで、社会のニーズを理解し、解決策を導く力を身に着ける。

キーワード

タイ、チュラロンコン大学、国際PBL、混合グループワーク、グローバル・エンジニアリング、xR

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1) 講義,大学・参加者等の紹介ビデオ作成,アイスブレイキング
2) 自国について情報収集し,東工大・チュラ大の混合グループにおいて,その情報を共有し,それぞれの特徴,共通点,相違点などを見出す。
3) 自身の興味にもとづいてグループにわかれ,グループで共通のxR分野を設定する。
4) 自国の文化的・社会的背景、社会課題を理解した上で、講義内外のグループワークを通じて異なる国の視点も取り入れて、そのニューノーマル社会のニーズに合致するようにカスタマイズされた,xR技術の社会実装のアイデアを考える。
5) 3),4)について,プレゼンテーションを行い、提案報告書を作成する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 10/6 (水)15:00-17:00  東工大のみ(日本語) 1) 各自自己紹介(スライド用意) 2) オリエンテーション 3) タイについての紹介 4) 自分が体験したxR,興味があるxRについて自由議論 5) 効果的なビデオの作り方と,内容検討,担当割り当て <講義前個人課題> 1) 自己紹介スライド,3分で用意 <個人課題> 1) CUと共有するプロフィールシート記入 2) 世界各地のxR技術の社会実装について情報収集し,特徴・類似点・相違点をまとめてみる(3~4人グループで、内容重ならないように分野に分け分担):10分発表 3) 東工大5-7分紹介ビデオ作成(少なくとも各自の担当部分は13日までに作成) 4)「どのような状況には,どのような技術(xR含む)が効果的と思うか」考えておく
第2回 10/13 (水)15:00-17:00 東工大のみ(日本語) 1)まとめておいたものを、特徴・類似点・相違点発表(10分/G) 2)「どのような状況には,どのような技術(xR)がよいと思うか」議論 <個人課題> 議論の内容を英語でできるようにしておく。 <東工大全体の課題> 紹介ビデオ完成
第3回 10/20 (水)15:00-17:00 1)イントロダクション 5分 2)紹介ビデオ(アイスブレイキング) 15分 3)講義:TTより白井先生 4)とあわせて45分 「xR技術,状況に応じてふさわしい技術,臨場感、没入感」 4)興味あるxRの分野について学生の興味を講義内で問い、似た関心でグループ分け  5)グループワーク:「どのような状況にはどのような技術(xR含む)が良いと思うか」議論し、まとめてみる(グループワーク) 30分 6)グループワークの結果発表(国による特徴、共通点、相違点などをまとめる)(各グループ5分) 20分 <Day 1グループ課題:off class GW> 1) 共通のxR分野(Field)を決める 2) その分野の技術について、各国の社会実装の動向、関連事項についてそれぞれ調べていく。
第4回 10/27 (水)15:00-17:00 1)講義(CUよりタイのxR技術の利用) 35分 2)グループワーク(調べてきた内容をグループ内情報共有) 60分 3)グループワーク(アウトプットの方向性、進め方を考え、役割分担)20分 <Day 2 グループ課題:off class GW> 1) 設定した共通のプロトタイプxR分野の社会的背景を調べる。 2) 解決を目指す社会課題を決める(共通でもよいし、国により違ってもよい) 3) 1)について,各国の特徴、共通点、相違点がわかるように整理する。 4) 提案トピック(target)のtentative案(共通でもよいし、違ってもよい)
第5回 11/10 (水)15:00-17:00 1)講義(TTより葭田先生)  日本の社会におけるxRの活用事例(社会実装) 30分 2)課題に出されていた1)2)3)についてまとめる 40分 3)各グループ報告 40分 <Day 3 グループ課題:off class GW> 1) 提案トピックtargetの確定 2)提案を具体化するために必要な詳細情報,データの収集、分析しておく
第6回 11/17 (水)15:00-17:00 1)講義(CUより、中国その他xRの社会実装の事例) 30分 2)課題に出されていた1)2)についてまとめる 40分 3)各グループ報告 40分 <Day 4 グループ課題:off class GW> 1)各国の提案トピックに対して,互いに協力または参考にできる部分をまとめる
第7回 11/24(水)15:00-17:00 1)グループワーク 80分 2)現段階での発表。 40分 <Day 5 グループ課題:off class GW> 1)完成させる
第8回 12/22(水)15:00-17:00 @Taki Plaza B2 1) グループ提案発表(スライドとビデオを混ぜても、別々でもOK) (投票) 60分 2)結果発表,表彰式 10分 3)ご挨拶 5分 4)Closing <グループ課題> 1)報告書を作成(グループの代表者1名が提出) <個人課題> 1)示した内容を含めた個人感想文を提出(各自提出)

教科書

なし

参考書、講義資料等

必要に応じて資料配布

成績評価の基準及び方法

グループワークパフォーマンス (個人評価) 10%
グループ提案報告書担当箇所・動画(個人評価) 30%
個人エッセイ(個人評価) 30%
グループ提案報告書全体 (グループ評価) 10%
提案プレゼンテーション (グループ評価) 10%
グループディスカッション(グループ評価) 10%

関連する科目

  • LAW.X431 : グローバル理工人特論1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語でグループワークを遂行する英語力(参考:TOEIC 750程度)
グローバル理工人育成コース所属生を優先。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

グローバル人材育成推進支援室(グローバル理工人コース):村上
ghrd.info[at]jim.titech.ac.jp

その他

履修は、参加決定通知を受け取った後に行うこと。
チュラロンコン大学との調整により、内容詳細の変更はありえる。
グローバル理工人育成コース 国際意識醸成プログラム(P1)対象科目

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