2021年度 物語のあるものつくり   Technology and Product in Context

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開講元
広域教養科目
担当教員名
野原 佳代子  SALANI GIORGIO 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 9-10  
クラス
-
科目コード
LAW.X423
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年11月5日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

人々にとって製品とは何か?テクノロジーは文化とどのように関わっているのか?技術や製品との関係は、社会について何を語るのでしょうか?
このセミナーでは、デザイン理論と物質文化研究の概念から入り、技術的製品、材料とプロセス、さらにはそれらをめぐる文化を調査します。毎回、唯物論や構造主義、ANT理論、モノの社会生活、新物質主義まで、人とモノの関係を、歴史的に重要なフレームワークを通して解釈していきます。ハイテクとローテクの両方を学際的かつ非階層的に研究しながら、実用的かつわかりやすい例を参照しつつ、活発に議論することが目的です。

到達目標

「ポスト人新世」では、デザイナーやエンジニアは物を作るだけでなく、コンセプトを作る役割も持つと考えられています。ディスカッションや講義を通して、理論を学ぶと同時に実践的なソリューションや演習へどのように応用していくかを考えます。履修生は、スタイル、機能、パフォーマンスに焦点を絞ってデザイン/エンジニアリングの視点を広げ、関連するデザイン理論、クラフト研究、技術人類学、西洋哲学の主要なコンセプトを参照できるようになります。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
研究だけでなくエンジニアコンサルタントとしての経験を活かし、ものつくりと社会、市民の関係性を講義します。

キーワード

デザイン、材料文化、技術、クラフト、批判的思考、思索(スぺキュレ―ション)

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義、ワークショップなど異なる形態を適宜取り入れます。またプロトタイプを考案するさいには小グループに分かれて行います。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 自然をプロダクトに変える Miroボードを用いた練習問題
第2回 表現としてのプロダクト ショートエッセイや写真での表現
第3回 人とプロダクトの心理的な出会い Miroボードを用いた練習問題
第4回 人の拡張としてのプロダクト Miroボードを用いた練習問題
第5回 モノの生命 ショートエッセイや写真での表現
第6回 社会ーエコシステム再発見 ショートエッセイや写真での表現
第7回 新マテリアリズムに向けて Miroボードを用いた課題

教科書

特になし、資料配布

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

出席、議論への貢献、課題提出

関連する科目

  • LAW.X316 : クリエイティブ表現論
  • LAW.X314 : メディア編集デザイニング
  • LAW.X315 : グローバル人材のための科学技術デザイン-海外研修プログラム
  • LAW.X401 : グローバル人材のためのサイエンスコミュニケーション-海外研修プログラム
  • TSE.C317 : 融合技術論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし 英語

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

環境・社会理工学院 融合理工学系 野原研究室

オフィスアワー

13:30-17:00

その他

月曜9-10限 (多少の変更可能性あり)

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