将来、国家・国民及び社会のために役立ちたいと考える学生を対象とし、ナショナルイノベーションシステムの中核をなす様々な国家の政策に関する講義と議論により、政策策定の基本的考え方やプロセスについて理解する。具体的には、情報通信や自動車等の産業政策、イノベーション政策、エネルギー政策、文教政策、科学技術政策、国土交通政策、医療政策などの政策現場の担当者により講義を行い、講師及び受講生間で議論を重ねることにより、理解を深める。
本講では、様々な政策決定過程とその帰結を、具体的な事例研究を通して理解する。これは、国家の政策を所与のものではなく、自ら改革していくものととらえる実行性ある思慮深い能力の涵養を目指す。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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本講義は、政策現場の現役官僚をゲストに迎えた講義を行う。 |
国家政策、官僚、省庁
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
教員による講義とともに、政府の若手官僚を講師として招聘し、政策現場の具体的かつ今日的な課題について講義を行う。また、講義の中にはグループディスカッションを取り入れ、アクティブに理解を深める。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション | 近代国家システムにおける政策の企画と執行 |
第2回 | 産業政策1 | 日本が課題解決先進国となるために ~自動運転車の推進~ |
第3回 | 産業政策2 | Society 5.0の実現に向けて~Beyond 5G推進戦略 |
第4回 | 科学技術・イノベーション政策 | 科学技術政策の現場から~世界一のスパコン「富岳」で何ができるか~ |
第5回 | 国土交通政策 | 空のインフラ・産業革命への取り組み |
第6回 | 環境政策 | 追って連絡 |
第7回 | 知財政策 | 知財政策とイノベーション(仮) |
特になし。
教材は講義時に適時配布。
出席と積極的な授業参加 (50%)
レポート (50%)
特になし。
橋本正洋
メールによるアポイントメント随時
国家公務員総合職志望者に適する。