本科目では,健康に関連した様々な指標を自ら測定し,健康科学の基礎を提供する.
運動に伴う身心の変化を実測・観察する.
扱う測定法は,健康科学以外にも,クラスによってヒトを対象とする学問領域(機械工学,生命科学,感性工学など)に幅広く適用することができる.
生理学・バイオメカニクス,心理学などの演習・実習を通して,健康の維持・増進の背景となる身心のメカニズムを理解する.
また,それらの測定法・評価法を理解することを目的とする.
生理学,バイオメカニクス,心理学
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
大半の授業で、自宅で測定・実習を行い、その後ショートレポートもしくは課題があります。
毎回の授業で出席を取ります。遅刻すると実習についていけないので、15分以上の遅刻は入室を認めません。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | オリエンテーション | 本授業の内容や進め方についてオリエンテーションを行う。体組成の測定方法を学ぶ。 |
第2回 | 救急処置法 | 救急処置法を実践し、理解する。AEDの使い方も含む。 |
第3回 | 健康づくりのためのエネルギー収支 | 食事からのエネルギー摂取と活動に伴うエネルギー消費から、自分のエネルギー収支を計算する。 |
第4回 | 健康づくりのための食事 | 食事調査の内容を踏まえ、自身の食生活の改善を行い、レポートを提出する。 |
第5回 | 健康づくりのための運動 | 最大酸素摂取量の推定と、日常生活の活動量から、自身の運動メニューを考える。 |
第6回 | 健康づくりのための休養 | ストレスの仕組みや自身の睡眠サイクルについて学び、適切な休養方法を学ぶ。 |
第7回 | まとめ | これまでの演習内容を基に,健康について考える。 |
指定なし
指定なし
講義資料を配布します.
レポート課題合計50点、授業での積極性(質問、授業後の振り返りシート)50点の合計100点とする。
3回以上欠席すると単位が出ません(2回欠席ならば単位取得が可能ということを意味しません).
特になし
fujihira.k.ac[at]m.titech.ac.jp
履修登録者が80名以上の場合、抽選を行います。