運動が健康に良い,あるいはこの食事は健康に良い,などと言われることは多々ある.だが,その背景を考えると,どのような機序で,どの程度,何に効果があるのかが不明な言説も多い.本講義では,健康に関連した言説や事象について解説する.自分の力で考え,判断するために最低限必要な知識を身に着け,背景を考えられるようにする.
生命や健康に関する科学的理解を深め,自己の健康管理ができる科学的素養を獲得し,併せて,生涯にわたる健康の維持・増進の方策を理解することを目的とする.
健康、運動、スポーツ心理、脳、肥満、メタボリックシンドローム、生活習慣
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
各回の授業内容をよく読み,周辺知識を予習し,問題意識を持って講義に臨んでください.
毎回の授業で出席を取ります.
新型コロナウイルス感染症の状況によっては予定を変更する場合があります。また、対面授業で行う場合、教室の定員の関係上履修者の人数を制限する場合があります。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 肥満と糖尿病(佐久間担当) | 肥満と糖尿病による弊害について理解する |
第2回 | 運動と健康(佐久間担当) | 健康生活に必要な運動を理解する |
第3回 | 加齢による全身、骨格筋の変化(佐久間担当) | 加齢による身体の変化を理解する |
第4回 | サプリメントとダイエット方法 (佐久間担当) | サプリメントと適切なダイエット方法について理解する |
第5回 | 自分のためのこれからの健康戦略(小谷担当) | 社会的・文化的な将来の変化を予想し、部分の健康戦略を描く。 |
第6回 | 脳活動測定技術からみた脳と身体(小谷担当) | 脳と身体と自尊心の関係について復習する。 |
第7回 | 身体と脳ネットワーク(小谷担当) | 脳内に存在するネットワークについて復習する |
特になし
必要に応じて配布
受講状態と試験
特になし
クラスは自由に選択できます。クラスごとに内容が異なりますので、シラバスを参考に決めて下さい。傾向としては番号の小さいクラス(例:B1)に人数が集中し、番号の大きなクラス(例:B3)になるほど人数が少なくなる傾向があります。そのため、教室の定員をオーバーした場合には、他のクラスに移動してもらうことがあります。
逆に人数が少ない場合は、曜日ごとにクラスを1つにまとめる場合があります。
なお、申告専用クラスは特別な理由がない限り、履修しないようにして下さい。