本科目では,健康に関連した様々な指標を自ら測定し,健康科学の基礎を提供する.
運動に伴う身心の変化を実測・観察する.
扱う測定法は,健康科学以外にも,クラスによってヒトを対象とする学問領域(機械工学,生命科学,感性工学など)に幅広く適用することができる.
生理学・バイオメカニクス,心理学などの演習・実習を通して,健康の維持・増進の背景となる身心のメカニズムを理解する.
また,それらの測定法・評価法を理解することを目的とする.
生理学,バイオメカニクス,心理学
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
大半の授業で実習を行い,その後ショートレポートを書いて提出してもらいます.
毎回の授業で出席を取ります.遅刻すると実習についていけないので,10分以上の遅刻は入室を認めません.
最終回のまとめでは,「健康になるための3か条」(タイトルはグループで設定)をグループ毎に作成してもらいます.
適切な内容で優秀なものは大岡山駅にポスターとして掲示されるかもしれません.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 体脂肪率の測定(自分を知る) | 体脂肪率を測定し,その意味を理解する |
第2回 | 救急処置法(自分・他者を守る) | 救急処置法を実践し,理解する.AEDの使い方も含む. |
第3回 | エネルギー収支(食事量と日常生活運動量の調査)(自分を知る) | 各自の食事摂取に伴うエネルギー摂取と,活動に伴うエネルギー消費の調査を行い,それらの意味を理解する. |
第4回 | 最大酸素摂取量(持久力)の推定(3段階エルゴメータ)(運動を知る) | 自転車エルゴメータをこいで,最大酸素摂取量を推定する. |
第5回 | 酸素摂取量(講義)(運動を知る) | 最大酸素摂取量とその測定法,運動に伴うエネルギー消費量について理解する. |
第6回 | 心臓と視覚の重要性を実感しよう(自分を知る) | 運動に伴う心拍数変化や,運動に果たす視覚の重要性を理解する. |
第7回 | リラクセーション,マッサージ技法と自宅でできるトレーニング(運動を知る) | リラクセーション,マッサージおよび簡単なトレーニングを実践する. |
第8回 | まとめと論議(ブレインストーミングとKJ法で,重要な健康行動を考える) | これまでの演習内容を基に,健康について考える.3, 4名のグループで標語(3か条)を考える |
指定なし
指定なし
講義資料を配布します.
レポート課題合計80点,授業での積極性(実習や論議)20点の合計100点とする.3回以上欠席すると単位が出ません(2回欠席ならば単位取得が可能ということを意味しません).
特になし
naohayashi[at]ila.titech.ac.jp